11/16(木)「安佐・日浦2館ネットワーク事業 牛頭山西峰を登ろう」下見&整備サポート

12/3(日)に安佐公民館&日浦公民館2館のネットワーク事業「牛頭山西峰を登ろう」が開催されます。
安佐公民館だより なかま 11/12月号

昨今山を賑わせている「熊」「スズメバチ」対策などの話から、イベントをサポートさせていただくご縁をいただき、イベントで歩く道の下見&整備に同行してきました!

11/16(木)9時半。小河内集会所で集合。
安佐・日浦公民館の職員のSさんIさんHさん、講師である郷土史家のHさん、おがうちてらますのIさん、HWTからはT会長と広報Mの2人、計7名でいざ!

牛頭山へは、野外活動センターからの登山口、ロープの助けを借りながら登っていく急峻な道がポピュラーですが、今回のテーマは「小河内弥太郎の居城として知られる牛頭城跡を訪ね、伝承を学びながら山頂から見える景色を楽しむ」。

廓跡をたどりながら登るべく、小河内側の「明見谷登山口」から歩き始めます。

登山口は道が見えないほど笹に覆われていたのを、地元のIさんが大きく刈り込んでくださっていて、安心して歩き始めることができました!

その後は倒木を越え、急勾配の道を笹を刈りながら登っていきます。

土地勘のある地元の方々と、地図読みから道を紐解くT会長がそれぞれの立場からの見解を交換しながら進んでいきます。

道に残る「廓」の標識は、講師のHさんが数十年前に担いで登って設置されたもの。
東、西、南とT字に並んでいるこの標識の、南の並びが始まり安堵しましたが、現在は鉄塔の設置などで道が改変され、並んでいるはずの標識が途切れていて難航します。

Iさんが下見整備された際、時間切れで引き返した9合目あたりから山頂手前の尾根に出るほんのわずかな距離でついに道が消失。

地図とコンパスから山頂の方角を確認、地形から歩きやすいルートを確保しながら先導させていただきました。

尾根道に出たあと後はダブルIさんが手がかりを辿りながら登頂。

けぶってはいるものの、広い山頂からは360度の眺望が楽しめました!

おひるを取りながら、実際のイベントでどの道を使うのが良いか、額を寄せ合って意見を交わし合います。
登りの道は歴史を辿るには有意義なれど、道が細かったり足がかりがない箇所も多く、安全面に懸念が残ります。イベントの主旨と登山経験がおそらくまちまちな参加者全員の安全性を確保するためにどうすべきか…!

現在メインの登山ルートである野外活動センターからのルートを、下山で使ってみることとしました。

覗き込むほどの急勾配が現れます!
その後は、ロープロード(@_@)

噂には聞いていましたが、ものすごい勾配(;’∀’)!
こどもたちは「キャッキャ言いながら登ってた」という道。大人の私たちにとっては登るも下るも青色吐息。ただし転んでけがをするような道ではなく、また、ロープはしっかりしており、ゆっくり歩けば安全に懸念はない道です。

下見では悩ましい課題も見えてきましたが、山頂の様子や標識の現状などを確かめることができて、講義の準備に取り組むHさんは「力が入りましたよ!」と。

歩きながらさまざまな意見情報交換もでき、有意義ないちにちとなりました!
ありがとうございました!

12/3(日)開催の「牛頭山西峰を登ろう」。
まだまだ申込受付中です!古城に興味がおありになる方、足を運んでみては?!
安佐公民館だより なかま 11/12月号

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