2/11(火)その魅力にとりこになりそう♪第1回スノーウォーク講座in八幡高原

「真っ白な雪の上を歩く楽しさを味合わせてあげたい!」

T会長の長年の夢がついに実現しました!第1回スノーウォーク講座は、たっぷりと積もったふかふかの雪、穏やかな天気と最高のコンディションのもと開催され、

受講生8名、講師&サポートスタッフ4名の計12名が新雪に恵まれた八幡高原の足跡ひとつない真っ白な雪を踏みしめ、歓喜の声が青空の下に響きました。

3回シリーズの「スノーウォーク講座」。1回目のこの日は、平らな雪の上でツボ足、ワカンを着けて歩く訓練をします。

2回目で勾配のある斜面を登り降り、
3回目の最終回で深入山の山頂を目指します!

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2/11(火)9時あき亀山駅に集合。四駆車3台で八幡高原に向かいます。「芸北高原の自然館辺りのトイレは冬場は閉鎖されている可能性が高い」とKさんのアドバイスを受け、途中戸河内の道の駅で休憩を取ります。

トンネルを一つ越えるごとにどんどん雪深くなっていきます。

除雪されても道は真っ白!
この景色を見れただけで満足♪なんて言いながら、これはまだまだ序盤でした(≧▽≦)

芸北高原の建物前までかろうじて除雪されていますが、駐車場はすっぽりと雪に覆われていました。すでに何台かの先客があり、11時、同じように道路の脇に寄せて駐車します。

この日ご指導くださったIさん。豊かな経験からのエピソードたっぷりで、雪の中に入る前の凍結した車道などで転ぶ危険など、何もかも初めてのメンバーにとって気を付けるべきポイントをわかりやすくレクチャーくださいます。

二日前の日曜日には足慣らしに深入山へ。ストック無しで登頂されたとのこと!

雨具を着込んでゲイターを着け、装備を整えます。荷物は車に置き、ワカンとストックのみ持って腰の高さほどの駐車場によっこらしょと上がります。

まず最初はツボ足歩きの練習から!隊列を組んで40歩。先頭を交代しながら歩きます。

「では今度は横並びでトレースのないところを歩いてみましょう!」腿上げの筋トレ感満載です!

ひゃっほー(≧▽≦)

再び隊列訓練♪

雪に足が慣れてきたところでいよいよワカンを装着します。

ワカンにもいろいろな種類があることを聞き、初心者用、上級者用、Iさんの説明にふむふむと真剣に聞き入ります。

各自で装着訓練してきましたが、雪の上でとなるとなかなか「あずる」もの。
ベルトのかけ方にもコツがあり、緩まないよう、締めすぎて足に負担がかからないよう、注意深く装着します。先生に見てもらったり、お互いに確認しあったり。

自分のワカンを踏まない、前のひとのワカンを踏まない、転ばない!
さらに、歩き方のコツを「花魁歩き!」と復唱しながら、歩き始めると、、ツボ足に比べてめちゃめちゃ楽でテンション上がります♪

テンション上がって前のひとのワカンを踏んだり、ストックとワカンが衝突したり、安全な場所で小さな事故を経験し、注意深さを習得していきます。

あっという間に1時間。ワカンを外します。ワカンやアイゼンを素早く外すこともまた大切なスキルです。
グローブを重ね付けすることや操作性の良いインナーグローブをつけていれば素手にならずにワカンの装着ができることなどの解説を聞きます。

さらにもう一度素早く装着して、外して、しっかり訓練して、ランチタイムへ!

T隊長が用意してくれたブルーシートに腰かけてはらごしらえ。おなかから温まります。ごはんを食べ終えたタイミングで先生から甘酒のふるまい!甘さとしょうがでさらにポカポカ♪

さて午後の部です!
午後は、ザックを背負って緩やかな傾斜のあるところを歩きます。車道の反対側に登り、ザックを背負ったまま、食後のおなかを折ってワカンを着けることからスタート。午前中とは比べ物にならない大変さ…。

すでに13時を回っていますが、帰途もまた雪道を走るため、万全を期して14時には講座を終える計画にもとづき、1時間弱、山に向かって歩く体験を堪能します。

先頭でのラッセルは大変だけど、踏み後のない真っ白な中を進んでいく嬉しさがまさって交代するのが残念なほど。

「木の周りには空洞がある場合が多く、気を付けること」も、実際に木の周りを歩いてみて確かめます。
雪の上に「ぱふん♪」の欲求にあらがえずぱふんと寝転がって起き上がれなくなったり、一直線の足跡に雪うさぎの姿を重ねてみたり、大満喫。

陽ざしに煌めく雪が綺麗で、いろんなアングルでシャッターを切るひと続出♪

13時40分。少し早いけれど、
自然館に向かって、全員がトレースがないところをラッセルして歩くことに。

レッツゴー!

HWTの名カメラマンIさん&Kさんを始め、雪の美しさに魅了された皆が撮影した写真の数々!見ごたえたっぷりです(*^^*)

14時ジャストに集合写真♪

帰途に着くのは早いほうがよいと、まずは戸河内まで戻ることに。
行きよりもわだちが深まり運転が大変そうです。講座ができるのも、この状況に適した車を出してくださる皆さまのおかげ。参加者一同、感謝に堪えません。

戸河内の道の駅で休憩。珍しい飲みもの(?)を試してみたりお弁当を購入したり。

ここで、「雪山登山で役に立つ」アイディアや行動食の情報を事前に資料で共有くださったIさんから解説いただきました!すでにこの日の持ちものに活かした方もあり、次回の行動食やおひるごはんを選ぶのが楽しくなります♪

最後に全員でひと言ずつの感想タイム。

装備の大切さを実感したり、
先生からの注意事項を「ワカン踏んだり踏まれたり転んだり全部やりました」、
予言通り「とりこになりました」の告白があったり。

隊列を組んで歩く大切さを実感、
ワカンの装着や筋トレみたいなツボ足&ワカン歩きなどの大変なことも「仲間と一緒だからやり切れた」、
山ではない広々とした高原だからこそ、雪遊び感覚で雪に慣れ、スノーウォークの楽しさを堪能できた、
場所、雪が積もったタイミングや量、天気と、最高のコンディションが揃っての初めてのスノーウォークに大満足の声が続きました!

T隊長から「常に今日のこの最高のコンディションとは思わないように」と釘を刺されるとそうよねそうよねと笑いの渦。

次回2/24(月)の前には再び降雪の予報もあり、期待に胸を膨らませて解散。
皆さま、お疲れさまでした!

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