2/24(月・祝)スノーウォーク講座②ふかふかの雪の中の行軍( ゚Д゚)@深入山

「真っ白な雪の上を歩く楽しさを満喫(≧▽≦)」快晴&ふかふか雪の最高のコンディションで迎えた2/11第1回スノーウォーク講座から2週間。「あんなふかふかの雪はめったにないよね」。ところが!!

前日からの降雪積雪により、現地への移動が危ぶまれるなか、受講生5名、講師&サポートスタッフ4名の計9名が、またしても新雪に恵まれた深入山の足跡ひとつない真っ白な雪に埋もれながらの訓練色が色濃い第二回講座を開催しました!

3回シリーズの「スノーウォーク講座」。2回目のこの日は、ふかふかの雪を20歩ずつ交代の本気のラッセル、最後は急斜面の上り下りを体験しました。

3回目の最終回で深入山の山頂を目指します!

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前日の午後から降り始めた雪。朝6時の時点で安佐南では5センチ程度、安佐北区では10センチを越える積雪、そして降り続いています。

講座の開催予定地は第1回目と同じ八幡高原。現地への移動では、広島北から戸河内まで高速に乗る予定。道路交通情報を確かめると、戸河内以西は通行止めですが予定区間は通行が可能です。

集合場所のあき亀山駅への可部線も遅延などなく動いているとのことで、開催を決定としました!

あき亀山駅で待機するT隊長から可部線に乗るMへ連絡が。「可部線動いてますか?」問題なく動いていると返信、乗車してまもなく、ひとつ後の便に乗っているTさんから連絡が。「緑井~あき亀山間が一時運休になるとのことで緑井で降ります」。緑井で停車していたM乗車の車内でも続いて一時運休、広島駅に折り返すとのアナウンスが。

あき亀山駅で待ってくれていたT隊長、Kさんカーが緑井で降車の4人を迎えに来てくれることになり、直接あき亀山駅に向かうおふたりとIさんカーが現地で合流することと連絡が取れ、アクシデントはあったものの無事全員集合のめどが立ちまずはホッ。

集合時間の9時を少し過ぎ、さて今度は行く先を検討します。依然として雪が降り続けている状況をかんがみ、往復のリスクを軽減するため、当初予定していた八幡高原から変更する場所を検討。T隊長が前日に下見に出向いてくれ、深入山のいこいの村の駐車場が宿泊客でなくても利用できるとの情報から深入山山麓に変更を決定しました!

いこいの村に到着。宿泊客のものと思しき車はすっぽりと雪に包まれ、降り続ける雪に、自分たちの車も午後にはこうなっているのでは?という不安がよぎります。とはいえ、ドライバーの皆さまが雪道に慣れていてチェーンやスコップなどの必要物を積まれています。その安心感のおかげで、こんな真っ白な景色の中に身を置くことができ、感謝でいっぱいです!

装備を整えワカンを手に持ち11時過ぎ、円陣を組みました。「安全に講座を行うことが一番です。全員揃って行動すること。列を離れるときは必ず声をかけること、全員が承知して、離れたひとが用を済ませて列に戻るのを待つこと。それを徹底すること」真摯に、かつ、ゆるぎなく伝えてくださるIさんの言葉が皆に届き、真剣にうなづく面々。

これから目指すのは南登山口。積雪で境が見えない車道を、ロッジが営業しているかどうかは不明なれど、オートキャンプ場にあるBBQ施設のオープンスペースは使えるでしょう、と、そこを目指すことに。

勾配はほとんどなく、腿まで埋まる深さの雪を交代でラッセルしながら進みます。

第1回講座では、先頭の歩く歩数は40歩だったけど今日は20歩。それでも腿が上がらず四苦八苦です(;’∀’)

足跡ひとつない真っ白な雪のなかを進む楽しさに、「先頭歩かせてー」と言いたくなった前回と比べると、厳しさは100倍増し!「本日もはや訓練だね、訓練(≧▽≦)」💦

先頭のラッセルを終え、最後尾についてできた道を歩くとめちゃめちゃ楽♪

いつまでも見えてこない建物、一面の雪景色の連続に、いつか映画で見た八甲田山の雪の中の行軍訓練が頭をよぎります💦

撮るよー♪の声に応えてポーズ♪

積雪無ければ、コースタイム15分の区間。歩き始めて1時間半を越えようやくキャンプ場の建物が近づいてきます。ゴールが見え、元気を取り戻す一行。

pictureresque…絵のように美しい1シーン。Kさん撮影。

13時10分到着!2時間かかりました!さっそくKさんが集合写真を撮ってくださいました!

Iさんの掛け声でワカンの足を持ち上げます。腿がプルプルしながらポーズ♪

風を除けて軒下で遅めのお昼。見上げた屋根から、積もった雪が今にも落ちてきそうです。その下をうろうろするたびにKさんが声をかけてくださいました(*^^*)「屋根に積もった雪が落ちてくるかもしれないから気を付けて!」できる限り壁に寄せて風を、落雪を避けます。

ここまで2、3度、雪が止み、青空が顔をのぞかせる瞬間もあったんです。お昼過ぎまで降雪の予報だったから、「天気予報通りだね、止んだね!」いうや否や再び暗雲、降雪強風、、、を繰り返します💦

ごはんを食べて、前回に続きIさんが振舞ってくださったしょうがいりの甘酒に温まり、いざ、ピストンで戻ります。

Kさん撮影の美しい深入山。
からの、吹雪いて姿が薄れるこんなシーン。

本来今日は勾配のある斜面の上り下りを訓練する予定でしたが、目的地…安全に昼食がとれるスポットへの往復に終始となりました。…と思いきや、ここでIさんの掛け声が!「ここで、斜面の上り下りの練習をします!」

めちゃくちゃきつい勾配!ふかふかの雪は一歩進めようとすればそのままずぶずぶと埋まってしまいそうです。そんな時は…と、ストック二本を両手で持って、斜面を削り落として、さらに膝で足場を固めて一歩ずつ進むお見本を見せてくださるIさん!ひー!訓練じゃー( ゚Д゚)

続いて、いざ!

うわー(*‘∀‘)

ここまでなかなかのレアな体験してきましたが、

本日のクライマックス(≧▽≦)

登り切った達成感。そして下り!
楽勝楽勝、と、つい気持ちが弾むものの、「一歩一歩足場を固めて」と意識しないと頭から転がってしまいそうです💦

「これがもっとパウダースノーだったら、これだけの降雪があったら本当に大変です」とのIさんの解説に、

「もし今日が第3回目で、深入山登頂を目指す日だったら、私登らなくても満足です(≧▽≦)」
この数メートルの勾配の昇降でおなかいっぱい(*‘∀‘)♪

前回と言い、今回と言い、異なる天候下で、本当に雪に恵まれた初講座(≧▽≦)

いこいの村駐車場に戻り、ようやく雪がやみました。。。

車が雪で埋まってるんじゃ?と恐れていましたが、駐車場では除雪車が激しく働いておられ、埋もれることなく無事でした。

雪を払い、身支度を整えて撤収。

戸河内の道の駅にて。

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「前回の最高のコンディション、楽しいばっかりの体験と比べると、ザ・訓練って思った!」
「過酷だった」
「最後の斜面のスペシャルレッスンすごかった( ゚Д゚)」
「先頭で歩くとき、あまりの雪の深さに怖さを感じた」
「こんな雪の中で果たして山に登れるのか?と思った」
「人生初めての経験」
「この雪深い場所に来れたことに感謝」
「皆と一緒だから頑張れた」
「楽しかった!」
「開催されて本当に良かった!」

前回、「これが普通と思っちゃだめよ」と釘を刺された面々でしたが、その言葉通り、今回は雪の厳しさも実感できる貴重な体験をさせていただきました。

Iさんからの総評で、「2回目の方、今日は1回目の方もある中、皆さんしっかり歩けていましたよ」とお褒めの言葉をいただき、頑張りが報われ新たな気持ちで第3回に想いを馳せます。

次回3/9(日)、雪がありますように!
今日も、お疲れさまでした(≧▽≦)

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