「真っ白な雪の上を歩く楽しさを満喫(≧▽≦)」した2/11第一回。
一転して、「これって訓練だよね?!」雪に埋もれながら時に顔に吹き付ける吹雪にさらされながら八甲田山の雪中の行軍さながらの2/24(月・祝)第二回。
さて3回目は?!
晴天続きで果たして雪があるのか?前回の悪天候とはまた違う意味での「開催されるのか?」の心配で当日を迎えましたが、前回の悪天候の中でも「できる場所でできる訓練をしましょう」の方針が浸透したようで参加予定の全員が集合しました!
集合場所のあき亀山駅、途中休憩場所の戸河内インターそばの道の駅周辺でさえもほぼ雪がなく、深入山、雪あるんかな?と心配しつつ、しかし近づけば集落はまだまだ雪に覆われていました。
深入山の駐車場で雪を確かめ、雪山歩きができないようであれば臥竜山に向かうことも視野に入れていました。
講師のIさんが雪質を確かめに行きます。Tさん、Mも続き、協議。


最終回のこの日は、深入山の南登山口から登頂アタックを目指す予定です。とはいえ、道中、山行アプリで前日3/8の記事を確認すると、2つの記事のどちらもが東登山口から登っていて、南登山口からの記事はありませんでした。南登山口からのコースは日当たり良くもしかしたら雪が少ないのかも?また、東登山口~南登山口間のアクセスが前回の経験から大変であることがわかっていました。
東登山口周辺の雪はワカンなしのツボ足で歩けそうで、ワカンを装着して登る、という今回の目的は達成できないかもでしたが、危険個所がないこと、臥竜山周辺の情報はなかったことにより、東登山口から登頂を目指す、とこちらのルートを採択しました。
状況によりワカン歩行も取り入れる予定でワカンはザックに取り付けます。
10時半過ぎ、装備を整えいざ。

歩き始める前に、改めて安全について万全を期すことをレクチャーいただき確認しあいました。
ザックに着けているワカンは、後ろ向きにとがっていて危険だから、必ず前後の間隔を確保すること。急いで歩かない、靴を蹴りこんでしっかりと足場を踏みしめて一歩一歩確実に登ること。雪道歩きは基本的に前の人が歩いた軌跡をトレースすること。
今日は40歩ずつで先頭交代。もっと歩きたい、歩ける人は多く歩いてもいいですよ。さぁ、出発♪

隊列を組んで歩き始めました!


真っ白く広がる雪原、雲一つない青天、写真を撮らずにはいられません!

絵のような美しい光景です。

講座終了後、皆さんが撮ってくださったアルバムの枚数は実に220枚にも上りました!





足を取られそうな穴ぽこを見つけては「ここ危ないですよー」と声をかけながら進みます。
スカイボードを楽しむ人もちらほらと。急こう配の登りに、「下りのほうが怖そう💦」振り返っては帰りを心配しました。


撮影休憩が多すぎて?なかなか進みません。



12時半ごろ登頂!
山頂にはほとんど雪が残っていませんでした。
風が強くて、風に背を向けるようにして並んで座り、お互いがお互いを風よけにしながらお昼を取ります。

下山はワカンを装着しての歩行。来た道を帰ります。
下りはより慎重に、斜面だからそのまま歩くと重心が斜めに傾いて危ないから、かかとのほうでしっかり蹴りこんで足を水平において歩くように。

ふむふむと納得して聞いたものの、これが案外大変💦
蹴りこもうとしては滑ったり、時におしりスキーと悪戦苦闘しながら下っていきます。

とはいえ、下りは早い!!


向かいの山の植林の形に「猫がいるー」♪
すごい視点(≧▽≦)


ピストンで14時過ぎ下山。14時40分ごろ帰途に着き、15時ごろ戸河内着。
いつもの、シェアタイム。


HWT初めて開催のスノーウォーク講座の3回シリーズは、その回ごとに「こんなコンディションはなかなか体験できるものじゃない」の言葉が続く通り、さまざまな雪山の表情を味わえた時間となりました。
腿まで埋もれるふかふかの雪の先頭歩きは楽しくて、吹雪くなかの先頭歩きはもがくばかりでちっとも進まなくて、そのどちらも、みんなで歩くからこそ楽しさしんどさのなか目的地まで歩けた!チームのありがたさを実感しました!
と同時に、雪山が天候や時期でこんなにも表情を変えることのほんの一部を体験したことで、雪山の怖さ、厳しさを垣間見ることができました。
「悪天候の雪山を体験できて良かったですね」とIさん。みんながうなづきます。
達成感と満足感を味わいながらあき亀山駅16時頃解散。
皆さまお疲れさまでした!!
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