6/22(日)市大生と歩く♪山歩き入門講座Ⅵvol.3in似島!

山岳界講座史上においては画期的な「 MAN(講師)TO MAN(受講生)制度」にて、「HWTを一人で歩ける知識と技術の習得」を目指す「山歩き入門講座」 。

第6期は新たに6名の受講生を迎えてスタート!山歩き入門&NS講座の修了生は「研修講座生」として講座に参加し、再学習&技量の維持、向上を目指します。

6月22日(日)、第3回は受講生3名(欠講者:6期生3名)!講師&アシスタント6名見学生1名の計10名、そして今回はイチダイトレイルで協働している広島市立大のF先生以下9名の皆さまがでご参加くださり総勢19名!HWTエキミナミコースNo27の下高山202.7峰&76峰が舞台!

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8時10分宇品港集合。

T会長より軽く挨拶、、、フェリーの時間を心配して「フェリー」「フェリー」とあちこちからささやく声が(*‘∀‘)

無事に乗船して似島上陸!

ねこちゃんのお出迎え(≧▽≦)
ひとなつっこい猫ちゃんがあちこちに。隣の公園でのレクチャー中に、広報Mの浴衣の裾で遊ぶ…(*ノωノ) ついにはおなか見せて寝転ぶ、、、(笑)

改めて挨拶からのスタート。
この日の天候は、降雨予報から一転して日中は何とか持ってくれるかも?
その分蒸し暑く、暑さ対策必須です。

服装や素材について、夏場のアンダーウエアは特に綿製品がNGであることを強調!
吸汗性が高い一方乾きにくい綿製品はサウナスーツと化し熱をこもらせます💦

急な降雨に対応してスピーディに雨具を装着するためのひと工夫。雨具のすそや前ファスナーはすべて開けて収納しておくこと、レジ袋を用意しておくこと。

Iさんの雨具にはあらかじめ付属品のシューズカバーが。これを着けて雨具のズボンを履けば、シューズが引っかかったり、雨具の内側が汚れることを防げます。

昨今のゲリラ豪雨ではあっという間に視界が真っ白になるほどの雨が降り出すことも。ずぶぬれにならない素早い対応が必須です。

恒例の地図記号タイム。
市大生の皆さんにも学校の社会の授業の記憶を辿って回答いただき、
「道(線)」シリーズは受講生の皆さまに回答を迫ります(≧▽≦)

地図記号タイムから続いてIさんによるミニ講座は「夏の水分補給」。
熱中症対策には、からだに必要な成分が入ったものを飲む、好みに合った飲みやすいものを飲む、喉の渇きを覚える前に早め早めに摂る、飲み方、飲むタイミングにも留意することが大切です。

手作りのイオン補給飲料を試飲させていただきました!さっぱりしたオレンジ味で飲みやすい!レシピ付き!!Iさんありがとうございます(≧▽≦)

出発に向けて班編成。

講座組はマンツーマン!2人チームと3人チームの3班に分かれていつもの通り地図とコンパスを合わせ、次の地点までのルートを決め、所用時間を計算してスタートします。

市大生組は、最初に全員で地図とコンパスの使い方を学びます。
男性チームと女性チームに分かれてスタートしました!

「どのみち通っていく?」
分岐での判断、コンパスの合わせ方などめちゃめちゃスムーズで感嘆しながらついていきます。

2週間前に刈り込んだばかりの登山口からいざ、山道へ!
ほんの数メートルだけどざらざらと滑る斜度の高い取りつきに黄色い悲鳴が(*ノωノ)

「きゃぁ~」と叫びながら、足取りは軽くすいすいと登っていきます(≧▽≦)

ひと足早くスタートした講座チーム。分岐で額を突き合わせて地図を確認。

分岐でコンパスを合わせると、道の方向と山頂の方向が違っています。
「え?なんでこっち?!」とひとりが慌てると、
「(道ではなく目的地の)方向だから♪」と教えてくれる仲間!急登では手を貸しあったり、チームワーク抜群です!!

分岐後、202.8峰の手前にピークが2つ。地形を確認して目の前のこれがゴールじゃないよと話しながら、尾根道の両側の眺望を楽しみます。

F先生の口癖は、「この景色を見せてあげたいんだよっ」。その言葉に呼応するようにスマートフォンを向けて、海や、海岸線や、海の向こうの町や海に浮かぶ多島美をパシャパシャと撮影する皆さん♪

11時少し前、講座チームが202.8峰(下高山)登頂。
「時間が少し早いから」と軽めの食事をとったところに市大生チームも追っかけ登頂。

海を望みながらランチを楽しむ皆さんの姿に喜びいっぱいのF先生♪

その間にも学びを深める講座組。
一段高いところから見える景色を確かめたり、
ロープの練習を始めたり。

チェストハーネスの復習。
動いて締め付けることのない結び方を徹底研究。

こちらはコブ(エバンスノット)訓練♪

山頂から少し下った眺望ポイントへ移動。
最後尾から、整備の手を緩めないF先生が続きます!

現在地がわからないとき、地図上の場所がわかる目印が目視できて地図とコンパスがあれば、現在地を割り出すことができます。

真剣そのものの講座生に倣いつつ、いろんな新しい体験をサクサクとこなしていく学生諸子♪

分岐4の地点からは、登りとは異なる道を下っていきます。分岐6、分岐7は、4差路5差路にて「地図に載っている今は使っていない道」を探したりどの道が正しい道か訓練をする地点ですが、講座を重ねるごとにそれらの道の藪化が進み、迷う選択肢がなくなってきつつあります。

コンパスを合わせ道を確かめ進む講座チーム。続いて全員が難なく地点8に下山。

さてここで、未踏の「外方の鼻」に向かうか否かを協議します。時間的には十分余裕がありますが、学生チームに問うと「もう歩きたくない~」。と、そこへF先生の「歩いた後のアイスは美味しいよ~♪」の一声で「行く!」と。

アイスに釣られながら、鈴なりになっているびわの実の味見をしながら歩を進めます。

舗装路から登山道への取りつきは蔓が覆いかぶさり進むのをためらいますが、先頭に躍り出て刈り込むF先生&Kさん。

後に続く講座生Sさんがのちに、「こうやってトレイルを維持してくださっているんだなと実感しました」のコメントをくださいました。

最終的な目標の「外方の鼻」へのルートは、現在は、国土地理院の地図に掲載されている登山道ではなく新しくロープが設置された急傾斜の道が使われているようで、通ってみたかった登山道は藪化していることが前回講座に続き再確認されました。

「これは探検部案件ですね」F先生のコメントで決着。帰途につきます。

分岐で「もう歩けない~」と甲羅干ししていた学生チームは、立ち上がってみるとすごいスピードで進んでいき、あっとい間に先頭へ。「疲れたひとの歩きじゃないよね( ゚Д゚)」と背中を見送ります。

似島港近くの商店でアイスを購入しようと思っていましたが、まさかの日曜日で軒並みお休み!あきらめかけていたところ、レジ袋を提げたF先生の姿が!こどもたちのみならず講座生、スタッフ全員に振舞ってくださり歓喜の声が!「生き返る~(≧▽≦)」

防波堤の上でくつろぐ仲良し3人組に「アイスのおかわりあるよ~~!」と声をかけると、疲れて動けないはずの三人、走ってきました(≧▽≦)

「美味しい顔ください!」ににっこり♪

フェリー待ちの間には、Iさんからのミニ講座「登山で日焼けを避けるべき理由」。
日焼けと聞くと「シミそばかす」が頭に浮かぶけれど、それ以外でも疲労をはじめとするさまざまな身体へのストレスがあり、予防や回復のためのケアが必要であることを学びます。

参加者のMさんの綿密なメモに真剣さが凝縮されています!

ひと言感想のシェアタイム。

「暑かった、、今後暑さ対策をより頑張らなくては」「広島の山を歩いてみたかったので良い機会となった」「また歩いてみたい」大人数での講座山行を楽しめた声などが続き、服装や携行品などへのアドバイスもいただきました。

F先生の試作品をぱしゃり。
胸のHWTのロゴを並べてサイズ比較するおひげコンビ&背中のデザインはビキニハイク(≧▽≦)

宇品港で〆の挨拶。
市大の皆さんとは次回は7/5(土)イチダイトレイルの整備体験でご一緒予定!
暑いなか、お疲れさまでした!!

後日談で、学生の皆さんは翌日筋肉痛に苦しんでいたとのこと。
パワーすごいね、と感嘆していた大人たち、ちょっぴりホッ(≧▽≦)

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「山歩き入門講座Ⅵ」の体験受講を受け付けています。
山歩きを始めたい方、山歩きの仲間が欲しい方、山歩きの基本を実地で身に着けたい方、ぜひご一緒しましょう(^o^)/

山歩き入門講座第6期生 2025.4~2025.9開講

*開講期間:2025.4.1~2025.9.30(全6 回開講)※1人でHWTを歩ける知識と技術の習得を目指します
*開講日:毎月 1 回 第四日曜日

【今後の予定】
7/27ー木ノ宗山
8/24ー武田山
9/28ー灰ケ峰 

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☆市民の市民による市民のためのトレイルである広島湾岸トレイルは皆さまの寄付(ご厚意)と社会奉仕活動により維持・開発運営されています。

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