「第13回を迎える可部連山トレイルランinあさきた2025」に向けたコース整備。最後のコースは激登り激下りで有名な堂床山に始まる可部峠までのスルーハイク♪
10/22(水)は5名での整備。広島コースNo9を逆打ちの南原峡登山口~堂床山~可部冠山~可部峠~南原峡第二キャンプ場に向かいます!
前回はスタートの中倉峠まで普通車の乗り入れができてアクセスルートを省略できたものの、このコースのスタートの可部峠までは普通車での乗り入れは難しい💦
また、登り下りが厳しい堂床山周辺を先に済ませてしまおうと、可部連山トレイルラン大会のコースに準じて南原峡堂床山登山口から歩行を開始することとしました!
下山口の第二キャンプ場にあらかじめ車をデポしておきます。


登山口には私たち以外に3台の車が集まっていて、大会の試走をするというランナーの方々が身支度を整えられていました。挨拶を交わし、お見送り♪
続いて私たちも9時半スタート!登山口から加賀津の滝~激階段区間はすでに整備を済ませているため快適に進んでいきます。


一週間前、SさんTさんが「登る♪」と挑んで写真を撮った岩場。
おふたりのおてんばぶりを談笑しながら今日の男性方も嬉しそうに登っていきます(笑)

道幅が狭いので崖側に張り出してつい避けそうになる枝葉は深く刈り込み、山側に身体を寄せれるようスペースを作ります。
激登りは続き、Oさんが落葉を掻く熊手のごりごりという音が勇ましい♪

倒木です。
くぐるにもちょっと厄介ですが、高さがあるため除去は諦め位置情報を記録。


続いての倒木。こちらは立ったままくぐるにも十分な高さがありますが、すぐに次の倒木が続くため、走って通過する際危ないかも?と位置情報を記録。



こちらは完全に道を塞いでいる倒木の塊り💦
「除けるのに2時間かかるかも?」と、いったんは迂回しやすいよう熊手で掃く対応としましたが、、、

迂回する際に、でっぱった枝が危ないから除けようと触ってみると枝がポキポキ手で折れます。どんどん枝を落としていくと、道ができそうな雰囲気( `ー´)ノ


最後は、太い枝の折れ口をのこで落としてこの通り!およそ15分で道が通りました(≧▽≦)

スタートしてかれこれ1時間半。午後からお仕事のOさんがスイッチバックの時間です。
今日のポーズ♪いつも、ありがとうございます!!

激登りなのにどこでも通れそうだったりするため、テープの貼り替えは入念に。
そしてこの登りでいちばん懸念していた、標高700m付近のかくんと折れる地点に到着!
全部全部刈り払ってしまいたい、立派なアーチが迎えてくれます(;´Д`)
先頭のトレイルランナーKさんとMがまぁまぁかな、と刈り込みを終えて進もうとする後ろで、「これでもかー!」と刈り込むT会長とKさん!左側の塊は刈り込んだ枝葉( ゚Д゚)

大会に出場経験のあるKさんによると、ここで歩哨をされている方が「もうちょっとです!頑張ってー!」と声をかけてくださるそう。いったんフラットになるため、激登りは終わりか?と錯覚しますがこのあとの登りがまたえげつない💦
この茂みこそ、山頂までもうすぐ、、、。刈り込みチームにとってはもうひと汗のエリア。


ここで出会ったランナーさんが声をかけてくださいました!
「湾岸トレイルさんですか?」と。感謝の言葉とともに「Instagram見てます」と!感激です!チャレンジコースを走られるための試走とのこと。頑張ってくださいねー!!
にょきにょきくんとシダを刈り込み、カーブの枝葉を落として進むと堂床山山頂、13時を少し過ぎ、ようやくお昼です!

ここまで2.8㎞を3時間半。ここから可部峠まで3.8km。可部峠には18時過ぎ到着ですね、とタイムマネジメント役のKさんが告げます。。。
いやいやここから先は下りと尾根道でここまでのような時間がかかるところはそんなにないはず!と答えつつ、そそくさとお昼ごはんを終え、気がかりな山頂直下の茂みを偵察に行くM、、。
にょきにょきくんがうっすらもさっているものの、歩きながら刈れるレベルでまずはひと安心。


激下り開始!
ここでもう一つ気がかりだった、笹ゾーンが綺麗に刈り込まれていました!!
ありがたいーーーーーm(_ _)m!!いつも先んじて整備くださるMさんのお名前が浮かびます。ありがとうございますm(_ _)m!!

今日整備しきれない場合と仮定した場合のT会長の方針としては、「堂床山からの激下りが終わるところまで整備し終えよう。次回に持ち越して可部峠からスタートした場合、最後の堂床山への激登りしなくてもいいからそこまで頑張ろう」とのこと。
この笹道を刈らなくて良かったおかげで、下山が夜になることを免れましたm(_ _)m!!
下り終えてしまうと、あとは気持ちの良い尾根歩きが続きます。
道幅が広い箇所では、テープの貼り替えが中心。
道にまたがる細い倒木は長さがあるため、スリングを巻いて引っ張りだして除けました。


前回の整備の記事にMさんから頂いたコメントで、堂床山~西冠山にピンクのテープをつけた倒木が何本かあるとのことで気をつけて進んでいき、一本目を発見!
682峰を過ぎたあたりで、時すでに14時50分を回っていました。ここから先何本かあるなら、対応する時間的余力はないかも、、、と残して通過しましたm(_ _)m


明神ダムののぞき窓。ダムの湖面の見える面積が、年々小さくなっているような、、、。正面の松の木が伸びているのかな。

その後、ピンク色のテープの倒木は見当たらなくて(見落としていたらごめんなさいm(_ _)m!)、一本だけだったら処理すればよかった、と、惜しんだ10分を惜しみながら、テープの貼り替え、目の高さにかかる枝葉を手早く刈り込みながら可部冠山16時12分登頂!

可部峠まで足早に15分で降り、第二キャンプ場登山口に17時15分下山!
可部峠では火薬銃で音出しをし、下りはクマ鈴を振り回して鳴らしながらの下山。約8時間の行程をやり切りました。
残したピンクテープの倒木一本の後悔を引きずりつつも、刻々と暗くなっていくつるべ落としの秋の日。デポした車に乗り込んでホッとひと息。。
気温も下がって秋どころか一気に冬めいたいちにち。肌寒さのおかげで長時間長距離の行程を無事に終えられました。
今日も、お疲れさまでした!
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10月度の整備予定!
⑧10/25(土)HWT コース No.9:可部峠~堂床山~南原峡が終わったため、活動場所調整中
⑨10/29(水)HWT コース No.22:瀬戸島山下山口~330.8 峰
⑩11/1(土)HWTコース No.28:小富士分岐~似島峠~下高山分岐
*参加者募集中!集合&活動場所は追ってお知らせします!
★体験参加歓迎!用具貸し出し&実技指導いたします!
★参加申し込みは実施日 3 日前迄(参加費不要)!
また、その時々に諸事情で場所変更等があります。予めご承知おき願います。
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☆市民の市民による市民のためのトレイルである広島湾岸トレイルは皆さまの寄付(ご厚意)と社会奉仕活動により維持・開発運営されています
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