山岳界講座史上においては画期的な「 MAN(講師)TO MAN(受講生)制度」にて、「HWTを一人で歩ける知識と技術の習得」を目指す「山歩き入門講座」 。
山歩き入門&NS講座の修了生は「研修講座生」として講座に参加し、再学習&技量の維持、向上を目指します。
補講生をメインとした第七期、第3回は第2回に体験受講されたさんが受講生として参加!12月28日(日)、受講生2名(欠講者:6期生3名)、研修生3名、講師&アシスタント5名の計10名でHWTエキミナミコースNo28の似島は202.8峰下高山が舞台!
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8時10分宇品港集合。
初めましてのご挨拶あり、誰と誰が向き合っても話が止まらない10名様ご一行(≧▽≦)。
あっという間に似島!
フェリーが出発し、次の乗船時間が近づくまでの人気のない待合ロビーをお借りして、朝の挨拶、定番のお勉強タイム!

地図記号はIさん!T会長をはじめとする講師陣にも容赦なくばんばん当てていきます(≧▽≦)
そして研修生のMさんが、「島だからこそ」の「道路橋」「擁壁」の記号を指し示してくださいました!予習ばっちり!
続いては、空模様が怪しい時の雨具の準備、装着について。
雨具はすぐに取り出せる場所に入れておく、
降り出したらまずは上着から。
レジ袋を靴にかぶせてズボンを履く、
雨具のファスナーは開けておく、
巻きスカート型の雨具や折りたたみ傘はさっと使えて便利…などなど!


本日は3班構成。
受講生のFさん、Yさん、それぞれに研修生のOさん、Hさんが付き、そこにKさん、Iさんの講師が付きます。2チームの後ろを歩く研修生のMさんとアシスタントのIさんにMがくっつき3チーム目。最後尾に総監督T会長。
おっとFさんチーム、出だしから講座では初めて選ばれた路地に突入!

どの道を通るかは講座生が選びます。悩んだり迷ったり、行ってみて引き返したり。それが大切な学びとなるため、立ち止まって考えている時は、研修生や講師たちは寄り添う姿勢。アドバイスはすれども答えは教えません。
そしてこちらの3人。朝早かったね、と、ささっと手慣れたもぐもぐタイム。振り返ったFさんに見つかっちゃってます♪

似島峠でたっぷり地図とにらめっこ。
その間に、標識のメンテナンスをするIさん♪


なんど通っても「どこ?!」と、地図に道はあるけど道はない分岐、
いまここどこ?分岐のたびに現在地を入念に確認。


次の目的地までの所要時間の計算が最初は大変です!
現在地と目的地の標高差は単純に引き算すると50mでも、間では2度のアップダウンがあるため、登りを足して時間を出し、下りを別途足して0.8かけて、、、。
舗装路歩きの時速3~4kmと、標高差100mを20分がごっちゃになったり。
だからこその反復訓練!
その途中でやってきました、草刈体験スポット!登りの途中でシダゾーン!!

持参&貸し出しの剪定ばさみがいきわたり、並んで刈り込み!
「いつもこのくらい人数居たらいいねぇ」とはKさんの声。
講座なのに、「整備を体験します」ってお知らせ届いて、現場で突然「整備開始です」ってアナウンスされても、苦情のひとつもでないことに「すごいっ」と驚きます。
つい先日湾岸西コース整備に続けて参加くださったYさん、この日はおニューの剪定ばさみを持参くださり、シダを刈り始めたら、湾岸西コースにトリップしたかのごとく「ゾーンに入った」整備っぷり(≧▽≦)



倒木の、枝の切っ先がそこに進んでくる人に向かっているのが怖くて(先端恐怖症のM)、のこを取り出し引き出したら「その倒木片づけるの?!」と四方八方から声が、、、!
本体の除去には手を付けません(跨げるから)。
それにしても、のこぎりセンサー鋭すぎる(笑)
整備しながらだと先が見えない時速も計れない、微妙に不安がよぎるなか、11時45分頃、202.8峰登頂!

眺望と、先日のTSSの取材時にもここにあった自転車でちょっと遊ぶ。


12時20分まで、楽しいおしゃべりと、ご参加の皆さまのお心遣いのおやつをいただきゆっくり目のランチタイム。
の、あとは、これまたIさん企画の「山クイズ」。お楽しみタイムが続きます♪
クイズは〇×形式。
「皆さんきっと簡単に全問正解ですよー?!」とはIさん談。
三角点にストックを並べて境界線。
〇と×。

「簡単って誰が言ったの?!」
一問目、「国土地理院の地図に山名が載っている山は、日本で2万座以上である、〇か×か?!」
えぇぇぇーーーー( ゚Д゚)

最初の問題からまっぷたつ。
最初の関門をくぐり抜けて生き残った面々も、
ゴール突破はならず。全員撃沈、、、。Iさんの設問が秀逸過ぎました、、、(*ノωノ)。
最後はじゃんけんの争奪戦も経つつ、一等賞を獲得されたのはHさん!
そして、外しまくった参加メンバー全員に参加賞が配られましたよーIさん、ありがとうございます(T_T)!!



楽しさを満喫してさぁロープワーク!
「コブ警察の皆さーん!準備はいいですかー?!」
FさんYさんが真剣に繰り返し練習します!


集合写真は三角点にスマホを置いて10秒~(≧▽≦)

正面に安芸小富士を望み、下山開始!

往路よりも悩ましい分岐が次々やってくる帰路。
そして、南下するときのコンパスの当て方を実地で学びます!


こちらは、頭に当たる倒木に、我慢ならず対応してしまうHさんKさん(笑)

Mさんが、枝にしがみついたまま標本になっている蝉を発見!


真剣そのもののFさんの学びの瞬間を、Oさんがカメラに収めていました!!

14時半のフェリーに乗船できるか?
ちょっと心配になってき始め、タイムキープするIさんがさりげなくプッシュ。

無事似島峠まで戻るとホッ。

14時30分のフェリーに十分間に合い、お土産を買う余裕もありました♪


宇品港で終礼を行います。
本日入門講座修了のYさん。
「補講もたくさんあってここまで来るのが大変だったけど、皆さんのおかげで無事修了できました!」笑顔のコメントに「お疲れさま」「おめでとう!」みんなの拍手♪


そして全員が感想を述べあい、充実した楽しい講座納め!

今年もよく学びました!
皆さまお疲れさまでした!!
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