4/1(土)に1回目を行った、「高松神社大文字献灯祭のための登山道整備」の2回目です。
高松神社大文字献灯祭とは?また、この準備のお手伝いに関われるようになった経緯はこちらから
4/1(土)高松山大文字献灯祭の準備のための、登山道整備!
前回と同じくJR可部駅で集合して高松山登山口に向かいます。平日のため、人数が少ないことが危ぶまれましたが、地元の「三入山歩会」のお二人がご参加くださり整備チームは7名。10時過ぎ、登山口には高松神社大文字保存会のお二方が待ってくださっていましたm(__)m!
前回は、これまで献灯祭で使われてきたという谷筋の道から登り、尾根道を下って道の状態を確認しました。その結果、谷筋は荒れて足場が悪いことが判明、登山に慣れていない一般の方々も歩くことを鑑みて、献灯祭では尾根道を使うことを提言させていただきました。
保存会さんが私たちの提案をご快諾くださり、献灯祭の日に、より安全な尾根筋ルートに迂回していただけるよう道標を設置することが本日の1つ目の実施目的です。
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ご挨拶をするT会長。手前は、取材に駆けつけてくださったNHKのディレクターSさん!
「今回もいいですか?カメラを担いだS記者のご活躍をレポしても…?!」がぶりつく取材班のお願いをご快諾くださいました!
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T隊長製作の案内板&プレートをご確認いただきます。
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冷たいお茶までご用意くださり、登山口の階段を上がっていく一行を見送ってくださるお姿から、献灯祭への想いの深さ、熱さがひしひしと伝わってきました。
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谷筋、尾根道の分岐地点。谷筋のほうに入り込まないよう、迂回ルートの尾根道へ誘導するよう、案内版を手厚く設置し、さらに道がひと目でわかるように、熊手でしっかり落ち葉を掃きました。
「磨き上げてきた」剪定ばさみで目にかかりそうな枝葉を切れ味よく払っていく三入山歩会のおふたり。
私たちも、いつもにも増して注意深く突起物や足にひっかかる木の根を除去していきます。
よく整備されて歩きやすい尾根道ですが、勾配がきつい箇所も。「登りと下りではどちらが危ないのですか?!」「ロープがあるのとないのとでは安心感が違いますね!」と実体験されるSさん。
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入念に整備を行い「大文字保存会」のプレートを設置し、高松神社に着くともうすでに12時半を回っていました。
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山頂でおひるを取った後は、献灯箇所に向かい、本日2つ目のミッションに取り掛かります。
「大」の字の下側のエリアの樹々が、コロナ禍で中止していた4年の間にかなり伸びて字を覆ってしまうのではないかと懸念されています。しかし木の伐採は私たちの整備の範囲を越えているため、現状を確認・報告をし、対処を検討していただくことに。
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鬱蒼とした樹々に視界が遮られ、献灯祭当日賑わう登山口近くの河川敷辺りがまったく見えない状態です。。
木のサイズ感を確認するため、茂み近くまで降りていきますが、それにしても「大」の灯りが設置される斜面の勾配のきついこと!日頃はなかなかこういう場所を歩く機会がないため、嬉々として降りていく面々♪
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下りは30分余であっという間に鳥居まで降りてきました。約5時間の奮闘、お疲れさまでした!
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整備後のインタビューに答えます。
「遠くから見ることはあっても近くで見たり協力する機会がこれまでなかったから、今日は参加できて良かった。また参加したい!」と三入山歩会さん。
草刈隊&美化班メンバーからも、「お子さんも安全に歩いてもらえたら嬉しい」「日頃の活動が地域のために活かせる機会があり嬉しい」と喜びの声が続きました。
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Sさん、今回もまた身体を張った熱い取材をありがとうございましたm(__)m!!
下山口が近づくと、水色の法被姿が目に入りました!
冷たい飲みものを携え、待っていてくださいましたm(__)m!
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1枚だけ残った「大文字保存会」のプレートを記念にお渡しし、名残を惜しみながらここで解散。
三入山歩会さん、大文字保存会さん、ありがとうございました!
5月27日、28日が天候に恵まれ、佳き日を迎えますように。私たちも楽しみにしています!
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