G7の規制が始まる前日の5/17(水)、6/10(土)~6/11(日)に開催されるトレラン大会「クマン100」のコースとなるクマン岳の山道整備に平日美化班4名で向かいました!
警備が厚いなか、宇品港の待合、桟橋を抜けフェリーへ。フェリー内も警備が厚く、大荷物を背負った一行に不審の目?!
海上保安庁の方が通りすがりに「その格好で…?」と。いつもこの格好なことをお伝えすると、ならば「フェリーの乗員の中には見覚えある方もいらっしゃるのでしょうね」と。
クマン岳に草刈に行くこと、このタイミングで行かなければならない理由について説明すると、所持している整備道具(鎌、剪定ばさみ、熊手)を確認されていました。
日中の暑さを予感させる青空と陽射しのもと、風に吹かれながら眺める広島湾の風景は格別で、
デッキでわいわい。
そこに再び海上保安庁の方々が。
ザックを下したTさんの背中のHWT概略図を指し、「これですね」「よくわかりますね」と、先ほどのMの説明を確認!
ありがとう湾岸Tシャツ!!グッジョブっ♪
切串港着。
本日の整備予定区間は、クマン岳の登山口から277峰分岐まで。
HWTコースNo.26では小用港側から古鷹山に登り、クマン岳山頂を経たのちの下山ルートに当たる箇所です。短い区間ながら、しばしば倒竹が道を塞ぐことがあり、シダの繁茂、水が流れる岩場などの懸案箇所が続くエリアです。
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トレラン大会の前の整備は、走るひとたちのスピード感を念頭に行います。
4人が散らばってそれぞれの視点で入念に整備。
落ち葉が覆うアスファルトの道は熊手担当。
水が流れ込み、滑って危ない箇所を掃き、手厚く整えます。
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剪定ばさみ担当は、道の見通しを良くするとともに、草で隠された崖側や岩場の危険個所をいち早く認識できるよう刈り込みます。
取材班Mは、この日のゴールの277峰分岐手前まで進み、重点箇所を確認していきます。
ザックを下して刈込み、熊手で掃いて往復を繰り返して進んでいきます。
地図にはない細い川筋が岩の上を流れていて滑りやすく危険な箇所にはロープが設置してありますが、
周辺のシダが繁茂するとロープが見えにくく危険に気づくのが遅れる恐れがあります。
刈込、道を露出させます。
晴れた日には問題なく見えるこの一枚岩の箇所も、
降雨後は水が流れツルツルに、、、。
岩の脇の土を踏めるよう、シダを刈り込み道を広げます。
おひるをはさんで合流。全員の目で確かめながら、15時前、下山開始。
整備中に下山して来られたご一行が、道が整っていることをとても喜んでくださいました(*^^*) 私たちにとっては、活動への何よりのご褒美です!
登った時とは見違えるほどに整った山道を、両手に整備道具を抱えて下山。
整備道具を納め、手が空いたところに咲いていた柿の花をぱしゃり。
この日は日中の最高気温予想が30℃でした。作業と暑さで汗だくになって、切串港ではこの夏初めての冷たいコーラが喉に沁みましたよ♪
帰路では、近づいてくる元宇品を眺めながら、
「HWTコースがG7の会場になってるんだねー」と海岸線の警備に目を凝らしました。
クマン100に向けての整備、次回は5/27(土)に行います。
草刈隊が、江田島トレッキング倶楽部さんと連携しての整備、ご協力いただける方お待ちしています!
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