7/23(日)酷暑なりの里山山行!山歩き入門講座Ⅱvol.4@木ノ宗山

夏、キター!のなかの梅雨明け。晴れの週末、前日から連日の山行となったメンバー数人を含み、暑さに二の足を踏みながらも福田7丁目ファミリーマートに集合した7人!
詳しいオリエンテーションは登山口でと、まずは「どの道を通ってもいいです、登山口で集合しましょう」と出発♪

HWTの広島コースNo.6にあたるこのコース。福田7丁目から登山口までのわずか約0.8kmの距離なれど、新旧入り混じった住宅地、行き止まりの袋小路もあちこちに控えていて、登山口にどう辿り着くかが難関です!

登山口を探し回ることは特に里山では「あるある」問題なので、とても良い勉強になります。

どのルートを採択するかまず相談。そして、そのルートを辿っていくために、コンパスを合わせ、見落とさないように出会う道の特徴、分岐を辿っていきます。

現在地がわからなくなっても、最初に合わせたコンパスが行先案内人になってくれるので、思い切って側溝を渡ってみたり。

チャレンジングないちにちのスタートで頭をフル回転してひぃふぅ言いながら登山口着。

「登山口に間違いなく辿り着くためのルートの選び方」を解説してもらうと、あちこちから唸り声が。頭に浮かんでたアイディア、次は採択しよう♪

すでにここまででもヒントになった地図記号を復習。
今回歩く範囲の地図にはいろんな種類の道路記号が載っていて、実際の道の様子と照合してみれて大いに勉強になります。
座学内容を復習している間に汗も引き呼吸も整ったので、いざ、山行スタートです!

銅鐸出土地で土地の歴史に触れ一気に開けた眺望に見入り、もうひと息登るとエキキタコースとの分岐に到着。

ロープワークの復習…のために日陰に逃れたのに、蜂が飛び回っていたので避けて分岐に戻って気を取り直して練習します。
暑さ対策、虫対策、慎重に安全を期します。

ここから山頂まではさらなる急登。
足場が悪い箇所では、機会を逃さず手持ちのシュリンゲをロープ代わりに活用する訓練。

登頂!

こじんまりした木陰を皆でシェアして風に吹かれながらランチタイム。
木ノ宗山の山頂は広く、樹々の合間から切れ切れながらぐるりと360度の眺望が楽しめます。山頂は二段構成になっているので下山口を探すのがまた難問。

降り始めはいきなりの急勾配、尾根道でひといきついたと思えば中盤からは息もつかせぬ急傾斜の下りの連続!
ストックを使ったり、ストックを納めて木やロープを使ったり、身体の切り返し方、足の運び方、実地で訓練することてんこ盛り!

その証拠のように、降りてる最中の写真がありません(^^;

無事下山。

暑さの、身体への負担を極力少なくすべく、たっぷり時間をかけて木ノ宗山を堪能してきた一行を、上深川のUさんが養老橋まで出迎えてくださいましたm(__)m
楽農小屋へ着くと、福田美化班のTさんYさんお手製の冷たい素麺と揚げたての天婦羅!素材は採れたての新鮮野菜!!

疲れが吹き飛びましたー!!
心のこもったおもてなしが、目に舌に、喉におなかに沁みわたりましたーm(__)m!!


「すごく暑かったけど、思ったよりきつくなく歩けました」そんな感想にうなずくT会長。

暑かったり雨が降ったり、気候のコンディションがいまいちの時は気持ちが急きがちだけど、十分な対策を講じて落ち着いてこまめに対応することでリスクを軽減することができることを実体験した有意義ないちにち。

皆さまお疲れさまでした!

楽農小屋の皆さま、福田美化班の皆さま、ありがとうございました!!

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