8/26(土)三度目の正直で万全開催はトラップ沼♪丸押研修会&交流会!

8/26(土)に開催された研修会&交流会。舞台は可部峠に向かう丸押登山口!
このルートは、南原峡一帯立入禁止に伴い、HWT広島コースNo8-2およびNo9のための迂回、アクセス&エスケープルートとして提案したルートです。R261沿線の丸押~可部峠に向かいます。

【お知らせ】南原峡一帯立入禁止に伴う、通行可能ルートのご案内

探査時の経験、そして、探査整備後、雪のなかこのルートを辿った方のご感想から、このルートは「地図とコンパスを学ぶ」ための秀逸な教材であること、加えて渡河訓練も行える地形であることから、研修会を企画しました!

3月、そして7月と悪天候による2度の順延を経て三度目の正直、、、。前夜は雷祭り、夜明け後もまだ雨が残っていましたが、集合場所に向かう頃には雨は上がり、満を持しての開催です(≧▽≦)

あき亀山駅に集合!天候etcによる欠席が相次ぎ10名とコンパクトな人数になったものの、トレイル&ロードランナーの方を筆頭に初めましての方を迎えていざ、現地へ♪

登山口より少し手前のスペースに車を停め、地図とコンパスの基本をレクチャー。
登山口を見つけるポイントは「尾根筋と谷筋」。一本間違うと迷宮が待っています。。。

順次出発。
「1:スタート&ゴール」の地点から軽車道を進むと徒歩道に繋がります。北側から張り出す尾根沿いに進むと、北東に伸びる谷筋、東に伸びる谷筋があり、その間の尾根に取りつくポイントが見極められればあとは道なりです。

地図からイメージする地形を現地の風景に重ね合わせながら、最後の建屋はこれ、張り出しているのはここ、と確認しながら進み、ビンゴのひともあれば迷ったひともあり、まずは大いに学びました!

地図には川の線は描かれていないけれど、実際には沢を渡って尾根に取りつきます。
前日の雨で水かさが増えているかも?との懸念は外れ、安全な状態でロープを使っての渡河訓練を行いました。

渡河で守るべき原則「ひざ下までの水深があり、かつ、流れがある場合は渡らない」を頭に叩き込み、ロープやシュリンゲ等の十分な準備があるという想定での訓練です。

流れに足を取られてしまったら態勢がどうなるかを実演するT会長。

ロープは川の流れに対して垂直ではなく、対岸側を川下にずらして斜めに張る、簡易ハーネスとロープをカラビナで繋ぎ、さらにいざという時のために、引き上げるための補助ロープを繋ぎます。

全員が簡易ハーネスを装着し、実体験します!

尾根に取り付いた直後は「どこ通る?」と不安になりつつも、そこはしっかりコンパスを活用してクリア!

登山道に入ると、登山口からは想像がつかないくらいしっかりと踏み固められた道が続きます。

可部峠のひとつ前の分岐まで、今度は、近年に作られた林道に惑わされました(^^;

分岐を過ぎると、「石州街道」や「茶屋跡」など、かつての往来や歴史を伝える案内板が続きます。

可部峠。
「可部連山トレイルラン」を走った方にとっては感慨深いポイント♪

今日は一緒に歩いてきたけど走ってきた感満載のツーショット♪

可部冠山の山頂でお昼。小雨がぱらついたのでひとまず下山を開始します。

可部峠に戻る頃にはお天気は回復。ここで全員で自己紹介。
そしてこれからシーズンたけなわとなるスズメバチ対策と万が一刺された時の応急処置を実体験。

下山後はお待ちかね、素麺のおもてなし!!
福田美化班のYさんが準備してくださったそうめんの冷たさが、蒸し暑さにゆだった身体に沁みわたります(≧▽≦)

HWT-branⅾのキャップやTシャツを披露させていただくと、皆さま思い思いのお気に入りのアイテムをゲット、ご寄付へのご協力ありがとうございますm(__)m!!

〆はお楽しみ抽選会。

「知らなかったことを学べて楽しかった」「また参加したい」など、嬉しいご感想をいただき、お開き。
てんこ盛りのいちにち、皆さまありがとうございました!!!
9月からは公民館主催の「安全登山推進講座」が各地で開催されます。
安全登山って何を学ぶの?ご興味ある方はぜひ主催公民館にお申し込みくださいませ。
みっちり学びたい方は10月からスタートする「山歩き入門講座Ⅲ」へ!
山歩きをより安全に、自信をもって楽しむためにぜひご一緒に学びましょう(*^^*)

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☆市民の市民による市民のためのトレイルである広島湾岸トレイルは皆さまの寄付(ご厚意)と社会奉仕活動により維持・開発運営されています。

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