8/27(日)夏の里山の大変さは山のみに在らず@山歩き入門講座Ⅱ@武田山

残暑というには酷暑すぎる日々が続く八月末。
北広島町の涼やかさに助けられた翌日は広島市内ど真ん中の里山は武田山。
暑そう、、、と戦々恐々で向かいます。
今日のメンバー5人で下祗園駅に集合、そこから憩いの森登山口まで、各々が好きなルートでアクセスする、その町歩き&登山口到達が今日の講座のミッションのひとつ!

すでに、暑さに半ばあえぎながらのスタート。
本日2チーム。半年前の講座では予想外のルート選択に「お」の連続でしたが今回はいかに?!

サクッとスタートするIさんチーム、慎重にコースを吟味してスタートするRさんチーム、結果的には同じコースを選択。
2チームが抜きつ抜かれつしながら憩いの森へ。
そのコースは最短と言えどもすでにギラギラと陽射しを反射する舗装路の熱さは、途中アシスタント講師から「水分補給休憩」のリクエストが出るほど(;´∀`)

「可愛いお花♪」の撮影タイムに救われる灼熱のロード(;・∀・)

憩いの森に到着。
恒例の「地図記号確認」を進めていると、講座をサポートくださっているIさんから休憩リクエストが。
異変です。
熱中症?かと、暑さ対策でその場に持ち合わせているさまざまなアイテムを駆使して対応すると、今度は冷えすぎたのか冷やしても気持ち良くない感じ、そして足元がふらつく感じが残る、と。敷物を敷き、仰向けに寝転がって手足を動かしたり緩やかに身体を動かし調子を整えられます。
顔色の変化と、対応の引き出しの多さを見守っていると徐々に回復の兆し。
全員安堵の上、ご本人から「今日はここでご遠慮させていただきます」、と。

大きな学びとなりました。
この夏の未曽有の暑さのなか、体調不良は誰にでも起こること、そして、早めに自己申告し、対処し、十分な体力気力があるうちに下山の策を取ること。
体調の本当のところは本人にしかわからない、自分の安全を期することがチームの安全を期することに繋がること、その自己責任のあり方を再確認、再認識する学びでした。

まだ登山を始める前であったこと、公園内で整備をされている方があり声かけが可能で、東屋でじゅうぶんに休める環境であったこと、自車でそのまま帰宅が可能であったこと等から、ここでIさん離脱、4人での山行スタートとなりました。

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今回の講座の主目的は、「渡河訓練」。憩いの森からは北上する2本のルートがありますが、今回は西側からの谷筋を登っていきます。砂防ダムのすぐ上にほんの少し水が流れている箇所があり、そこを訓練の場所にチョイス。

渡河の原則は、「ひざ下まで深さがあって流れがある時は渡らない」。
ロープやシュリンゲなどの準備があって渡る際になにからどの行えば良いか、注意点は?、それを訓練します。
まず最初にロープを張る時、対岸のロープを結ぶ位置は川下側にとって水の流れに対して斜めに張ります。

1人ずつ、ロープを結び、簡易ハーネス、いざという時の確保のためのロープを着けて実際に渡ってみます。

実際に訓練してみると、「こんな時どうするの?」とリアルな質問がいくつも飛び出します。訓練してなかったら、「膝くらいだったら大丈夫だよね」って渡ってるかもしれない。そんな率直な感想も。
準備は大事だけど、準備がなかったら「引き返す勇気」がなにより大事だね、と心に刻みます。

たっぷりと時間をかけて訓練し、改めて登山開始。

ストックを持って歩いていると、こんな岩場でストックの扱いに手間取ったりすることも多々ありますが、そこはスマートな対応Iさん、脇にセットして両手を空けます♪

道具の使い方もどんどん洗練されています(*^^*)

暑さ対策で10分登って2分の立ち休憩とこまめに小休止をはさんで歩けば、体調は万全だけど時間は押してきます。
今日は登頂は断念し、お昼休憩ともう一度ロープ訓練を行い、15時の下山を目指すことと軌道修正しました。

「千畳敷」にて、
「道が細く、片側が崖になっている」設定で、安全確保のためのロープを張ります。

なんども反復訓練を行うことで、ロープの扱いに手が慣れていきます。

下山の途中で雨が降ってきました。
レインウエアを着るかどうか、雲の様子と風向きから、もう少し進みましょうと樹林帯に入れば遠のく雨。

15時下山。
スタートの憩いの森のあずまやで今日の振り返りや今後学んでいくこと、HWTで体験したいことなどの意見交換をしました。

不測の事態への対応も学び、雨上がりの舗装路を下祗園駅まで歩いて解散。
今日もお疲れさまでした!

9月からは公民館主催の「安全登山推進講座」が各地で開催されます。
安全登山って何を学ぶの?ご興味ある方はぜひ主催公民館にお申し込みくださいませ。
みっちり学びたい方は10月からスタートする「山歩き入門講座Ⅲ」へ!
山歩きをより安全に、自信をもって楽しむためにぜひご一緒に学びましょう(*^^*)

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