昨年12/10(土)、広島市立大学からHWT体験会に3名の皆さまが初参加されました。
その後、今年度の大学の取り組みの一環として企画が進んだ「トレイル体験会」がついに実現!
先生、学生さん計8名の皆さまを迎え、「この景色をぜひ見せてあげたい!」と強いリクエストをいただいた瀬戸コースNo26を歩きます!
HWTからは4名が参加。宇品港に集合、高速艇で小用港へ。
挨拶タイム。
長袖長ズボンにスニーカー、リュックの中には2リットルのペットボトル、ポケットにコンパスを携えた皆さんへ、
なによりもまずこの時期の山のリスク、「熱中症」「蜂」への対応をお伝えします。
そしてコンパスの使い方。
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地図と古鷹山を照らし合わせて指し示すと、
「あれに登ってここに帰ってくるんですか?」
「この港に帰ってこないの、古鷹山に着いたら少し下ってまたもうひとつ別の山に登って、別の港に降りるの」
遠い目が返ってきました(*ノωノ)
驚くほどに軽装な参加者がひとり。
話しを聞くと日常的に近所の山を歩いているそう。
そこから、
「初日の出を見に山に登った」
「たまたま雪が積もっててぶち寒かった」
「明日高尾山に登る」
なんて話が飛び出し、
若い彼らの日常のレジャーのなかに山歩きがあることに喜びを禁じ得ません(≧▽≦)
連日35度を越える酷暑が続くなか、
「曇りで助かったー」と歩き始めましたが、
無風で湿度マックスのサウナ地獄、、、。
滝のような汗が流れ続けます(;’∀’)
こんな時の登りの歩き方「10分歩いて2分立ち休憩」を実践。
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休憩のたびに、少し先の道に駆けて行って整備に取り組むYくん!
この夏、生い茂る登山口の数々、折敷畑山の終わりなき笹薮を丸刈りにしてくれた勇姿が目に焼き付いています!
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「今日もいつも通りすごく楽しかった、走り出したかった」と帰り際話してくれた通り、山のなかで元気が弾けていましたよ♪
反射板に着くと、山道から抜け出して眺望を楽しみに、出発の小用港を見に駆けあがる方々(≧▽≦)
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撮影班として同行くださったHさんの、隊列の前に後ろへの縦横無尽なフットワークの軽さに、普段から山を走ってらっしゃるのかと思いきや、「登山は初めて」くらいとか!F先生ともども海、川でのご活躍を伺うとこれもまた新鮮!
一方、
「普段はインドア派」
「仕事はずっと研究室で、この機会に登山してみたかった」な方々も、
初めての自然体験にはハードなコースに、息を切らしながら向かわれます。
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古鷹山到着!
登頂の瞬間を撮るF先生。
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たっぷり休んでおひるごはんでエネルギーチャージしてクマン岳に向けて出発。
この後はお楽しみ、T会長のエイドが待っています!
下って林道との交差地点。
T会長の到着までどどっと寛ぎます。
この時期恒例の「ハチに刺された時の体験談と応急処置」をレクチャー。
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キター!
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ガリガリ君!
エイド必須の冷たいコーラ!
「下りで足に来た」かたが「続行か離脱か」を検討され、ストックを使って歩き続けることを選択。決めたらもう歩くしかない!!
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岩場に出会うたびに元気を増す若者たち(≧▽≦)
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クマン岳着!!
山頂を踏む喜びを満喫!
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あとは下るだけ。
登りで疲れた足を休ませながら、慎重に下っていきます。
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ぶどうの差し入れに迎えられ、無事下山。
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お疲れさまでした!!
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せっかくなので、と感想を聞かせてもらいました。
若いひとたちと山歩きの距離感について、
「装備や服装などをしっかり準備してとなるとどうしてもハードルが上がってしまう」
「瞬発力を活かしたアクティビティに興味が向きがち」
山も楽しいけど、他にもたくさんの選択肢があるなかであえて登山を選ぶかどうか?の少し辛口な意見もあり、
「普段はインドア派だけど、”わざわざきつい想いをしに行く登山”にはまりそう」
「登山は初めてだったから疲れたけど、この機会を活かして少しずつ歩いてみたいと思った」
自然のなかの心地良さを体験することで興味を持ったという意見からは、こういう機会をどうやって作っていくか?これからの工夫やアイディア次第で山歩きが広がる可能性も感じました!
広島市立大学の皆さま、ありがとうございました!
次回の取り組みは
「草刈り&美化…9/20(水)HWToption三瀧コース+No.13 三滝~鍬投峠~356峰~畑峠」!!
ご参加申込受付中です!
*大学の南側にHWTのコースが東西につながっており、言わば大学の裏山(?)の草刈りの実体験となります。大学と三滝を繋ぐルートにもなります。
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