「HWTを 2,3 人連れて歩けるだけの知識と技術習得を目指す」ことを掲げた山歩き入門講座NS(Next Stage)。次の開講は2024年4月からの半年を予定しています!
入門講座、入門講座NSとも、受講期間中に参加できなかった講座を次回開講時に参加できる「補講」のシステムがあり、この10月からの半期はNS講座はお休みのため補講のみ開催。今回は4月に開催したNSのvol.1の補講を実施しました!
受講者はIさんおひとり。「自分だけのためにすみませんm(__)m」と恐縮くださるIさんは、4月のNS講座キックオフ時には四国のお遍路さん千数百キロの踏破に挑戦中でした(≧▽≦) その後4回受講されたうえで振りもどってNo1の受講とあり、この日はサクサクとテンポよく進んでいきました♪
JR安芸中野駅前のベンチで恒例の地図記号の確認から!
いざスタート!
ここからはずっと先頭歩き(;’∀’) とはいえ、千キロ以上ものお遍路をひとりで歩き遂げられたIさん。戸惑うこともなく登山口までの町中のコースを決め、地図を確かめながらどんどん歩いて行かれます!
畑賀の登山口から登るルートは地図に載っておらず「地図に道はないけど道はある」を学ぶ好材料!
※このルートはHWT広島コースNo.5のオプション「瀬野川コース」の一部であり、その軌跡情報を国土地理院に提出し、現在は国土地理院地図に反映されています。
地図を見て、地形を見て、そして踏み跡を確かめ「道はここ!」と進んでいきます。
落ち葉が積もって踏み跡が消えた箇所では、斜面に取りついてみたり足場を確かめては戻り、ルートファインディング。
斜面の勾配がきつく、道がどんどん細くなっています。倒木や落ち枝を道の縁に集めて堰き止めている箇所がいくつもあり、私たちも歩きながら拾っては重ねます。
地図に載っているのは、蓮華寺から出発して新四国八十八ヶ所霊場の石仏が順番に並んでいる道で、そこに合流するまでの道は、もう少し!
合流!
この後は354峰、広場を越えて山頂へとしっかりとした標識に導かれて11時4分登頂!
ランチには早いと、ロープワークの復習もさくさくっと終わる頃ぱらぱらと雨が落ちてきました。
憩いの森に戻って東屋でランチ。秋冷えのする今日はじっとしていると「寒い」と感じるほどで、早々に下山を開始します。
地形と地図を比べて現在地を確認しながらも下山もさくさく。
標高差約300mを予定通り50分弱で下山。
13時30分の電車に間に合うサクサクなNo.1補講となりました!
NS講座で磨いたスキルを遺憾なく発揮されたIさん、お疲れさまでした!
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