山岳界講座史上においては画期的な「 MAN(講師)TO MAN(受講生)制度にて、「HWTを一人で歩ける知識と技術の習得」を目指す「山歩き入門講座」 。毎月1回開講全6回半年1クールの講座の第3期は7名の受講生を迎えました!
第1期、2期からの補講受講の方あり、迎えるスタッフは講師およびアシスタント講師に加え、今回から新たに研修講座生も加わり手厚いサポートでスタートです(^o^)/
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第1回は座学から。鈴が峰公民館で約2時間のみっちり講義。先日江田島にて安全登山推進講座を受講された3名の方にとっては復習タイムなれど熱心に聞かれます。
座学後半は班に分かれて地図とコンパスの使い方。公民館の南側の「55峰」や朝集合したJR新井口駅などにコンパスを合わせ、窓から答え合わせをして「えーーーーっ面白いーーー(≧▽≦)」と実地訓練への期待が盛り上がります♪
いよいよ山行開始。
まずは登山口へ。
公民館を出て西に進むとすぐ「憩いの森」の標識が見えます。折り返すように登る階段は上から見たらほぼ重なっていて地図で確認できません。
山道に入り、最初の分岐で緊張感が漂います(*‘∀‘)
谷筋を登り、砂防ダムを越え、かくんと南西に折り返す地点、そしてほぼ平坦な道からU字に折り返し緩やかに登りはじめる地点、特徴的な地点で現在地を確認しながら進みます。
現在地から目的の地点間にカーブがあると、最初はコンパスの指す方向と道の方向が合わないけれど、カーブを経たのちにはその二つが合致します。「あ、行き過ぎてる!」素晴らしい気づきに「大正解(≧▽≦)」!
2班のほうで、新しい靴に足の痛みを感じる方があり、歩行を中断、講師たちが対応しました。左右同じインソールを付けていて、痛いほうのインソールを外し、あたる箇所をティッシュで調整すると痛みが軽減し、歩行を再開することができました。
現場で起こる一つ一つのことに丁寧に対応し、その経験を共有することも大切な講座の学びです(*^^*)
合流地点で1班を待つ間、プチ講座。距離と標高から歩行時間を算出する目安を伝え、最後の登りで実践!
山頂へ。
登頂!
見事な秋晴れの空ときらめく広島湾の眺望に歓声(^o^)/
ほどなく2班も登頂!
ランチタイム中に、ひとりの女性のランナーさんが声をかけてくださいました。
先日可部連山トレランのコース整備で堂床山を歩いているときにすれ違った方でした!今日は大会に向けてのトレーニング中で、整備への感謝を伝えてくださりこちらこそm(__)m!山のなかでの出会い再会は最高です(≧▽≦)
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下山に向けて、山頂あるある問題を解説中のひとコマ。
今回「研修講座生」としてご参加のIさん。受講生の皆さんに細やかに声かけをしたり写真を撮ってくださったり。山用品の情報にはとても詳しく、これからひとつずつ揃えて行こうという方々の心強いサポーターです!
鬼ヶ城へ山への分岐では下山方向を入念に確認、「風に吹かれながら気持ちの良い尾根道を歩いています」なんて表現を楽しみ、現在地を特定する際の重要な要素である送電線などを確認しながら下山。
下山後の鈴が峰公園。
次回からはじまるロープワークを紹介。
からの、皆夢中になって練習(≧▽≦)
15時終了。
お疲れさまでした!次回もたっぷりの学びを楽しみましょう(^o^)/
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★体験受講できます!:現在開講中の山歩き入門講座Ⅲでの「体験受講」受付中 !
◎今後の日程:11/26(日)宗箇山&237峰、12/24(日)似島202.8峰&76峰、1/28(日)木ノ宗山、2/25(日)武田山、3/24(日)灰ヶ峰
◎受講料:3,000円 / 回
◎天候等により日程を変更する場合があります。当HP内イベントカレンダーにてご確認ください。
ご参加をお待ちしています!
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☆市民の市民による市民のためのトレイルである広島湾岸トレイルは皆さまの寄付(ご厚意)と社会奉仕活動により維持・開発運営されています。
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