先月開催した「11/23(木・祝)HWT湾岸覇者倶楽部第1回記念イベントin似島」で、似島峠手前の尾根道を歩くwalkチームが背丈ほどの草に埋もれている写真に危機感を募らせた平日美化班メンバー。盛夏、イベントの準備委員会メンバー3人で刈って刈って刈りまくったものの、それは夏。年内に行かねば!と、12/6(水)刈り込み鋏を背負って海を渡りましたっ。
最少人数ボッチ活動も4度目になると処理できる範囲も量もだいたい予想がつきます。2山全部を1日でカバーするのは不可能、道が消失している可能性があるポイントを4カ所頭に浮かべ、コースを絞り込んでの整備です。
似島桟橋から、まずは、安芸小富士登山口へ向かいます。
フェンス沿いに登っていくと、登山道が始まる辺りは最近刈り込んだ跡が。
ほどなく、道の奥から数本の竹を肩に担いで降りて来た男性が。
ここを刈り込んでくださった方のようで、
刈り込む私たちの姿に声をかけてくださいました。
ありがたいスタートです!
「入り口が暗いとこわい印象を与えるから、入り口は明るく!」
頭上にかぶさる蔓やイバラに切り込むT会長。
雨上がり、頭上を刈り込むともれなく雫をかぶりますが、何が落ちてくるかわからない夏場に比べれば安心して刈り込めます。
道の両側の草や笹の背丈がぐんと伸びたような、、、(;’∀’)
道に覆いかぶさる笹を刈り取りながら進んでいきます。
安芸小富士、下高山分岐。
ここから、下高山登山口までの間に、2か所の刈込ポイントが。
その一つ目がここ、分岐周辺。
ぱっと見「案外大丈夫」と思いつつも、道の両脇からもっさりと覆ってくるのは針状に刺さってくる「くっつくやっくん」。慎重に刈っては進み刈っては進みます。
やばいゾーンに突入するも、平常心で刈るのみ。
墓所の手前の「いばらゾーン」は予想に反して落ち着いたものでした。
毎年毎年深く刈り込んできた成果と喜び、手早くおひるを済ませ、午後の部へ。
似島峠では、HWTコースではオプションルートにあたる下高山への登山口から登り始めようとする女性のグループに道を尋ねられました。
「その先の原っぱの道がなくなっているかもしれない」ことを伝え、谷筋の登山口の方を薦めましたがどうやらそのまま進んで行った様子。。。
「無事に進めたら良いな」と願いつつ、こちらは下高山登山口から谷筋の道を進むとほどなくしてみかん畑に差し掛かります。
みかん畑、その先に大黄港を望む景勝コース。みかん畑では収穫にいそしむ地元の方の姿が、そしてほとんど勾配がない道は刈り込まれ整えられて、島ののどかさをたっぷりと味わいながらつかの間の癒しタイム。
からの、第3ポイント。
両側から覆いかぶさり、または、徒歩道に伸び始める細竹でどんどん道幅が狭くなりつつあります。
親指くらいの細竹は剪定ばさみや手のこを使って刈込ます。
竹林整備とかどうしたらできるだろう?そんな想いが湧きおこります。
かくんと折れて下高山への登りに入る分岐で今日は折り返します。
と、降りてくる一行は先ほど道案内をした女性グループ。「(原っぱは)なんとか通れました」とおしえてくださり、こちらからはHWTのカードをお渡ししてご挨拶。
登山を楽しまれているご様子に、HWTのたくさんのコースをぜひ歩いてみてくださいとPRしました♪
Uターンして似島峠。
今日のラスボス。
階段を登って目に入ったのは、しっかりした踏み跡。両側の草壁はなかなかのものだけど、道はしっかりしてて歩くひとがたくさんいるようでホッとします。
さらに丁寧に刈り込みながら、ふと、陽当たりの良い尾根道の向こう側が気になって足を進めると…
ラスボスは、ゴールに近づくにつれて大きくのしかかってきました(;・∀・)
「なんとか歩けました」女性グループの方々の「なんとか」の意味を痛感。
この時14時45分。
今の精一杯で刈るしかない!
尾根道の反対側からっ。
戻りながら刈り込んで振り返ります。
「納得いくまで刈り込むには時間が足りないから、背丈の高い草を腰の高さまで刈り込んで、圧迫感を減らそう。」
15時を確認してラストスパートの指令が飛びました。
もさもさ感は否めませんが、
気持ち良く歩ける道幅と見通しは確保!
雪や凍結、昨今の熊の心配もなく冬場安心して歩ける似島、HWTエキミナミコースNo28!
ぜひ、歩きに来てください(^o^)/
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