年内やらずに終えることはできない、東の横綱「古観音山!」。昨年は12月25日のクリスマス当日、雨の降るなかの渾身の整備が記憶に新しい…。
瀬戸コースNo22は、音戸の古い街並みに始まり、山道は、踏み跡のしっかりした道が音戸側から早瀬方面に向けて島の中央の尾根を通っていて、本来、生活道として使っていたことが伺えます。古観音山周辺は眺望も良く、冬、穏やかな瀬戸内海の多島美を望みながら、山を歩いて暮らしていた時代に想いを馳せノスタルジックな山旅を楽しむには絶好のコース!
その一方陽当たりが良くて、現在は山歩きの人のみが使う道は毎年夏の間にすくすくと伸びる植物たちが道を覆ってしまう、草刈隊にとっては「横綱」エリア。
山道に入るとすぐ、陽当たりの良い草と笹がヒャッホー(^o^)/と迎えてくれるロストポイント、そこから竹林、林道はさんで竹林、尾根道に出るとその後はひたすらシダ、シダ、シダ、最後早瀬大橋側に近づき再び竹林、最後は草むら、竹林は倒竹&細い若竹がレーザービームのように交差し、、、。なので、秋から初冬にかけて何としてでも整備しないといけない責務を感じる草刈隊っ
そんなNo22に、参加メンバーが8人と人数が揃った12/9(土)に、一週間予定を前倒しして3班編成で臨みました!
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コースを全員で通して歩きながら整備するのではとても時間が足りません。ここ数年、並走する林道を最大限に活用し、コースを細分化、複数班がそれぞれ短い区間を担当、整備にたっぷり時間をかける方針を採用しています。
この日は3チーム。早瀬側から2台の車で林道を進み、毘沙門堂手前の分岐にまずは1班の3名を送り届けます。ダブルNさんと本日初参加のMさん。万全の体制で出発!
毘沙門堂〜298峰先防災道路入口までを担当した1班はNさんのレポでお届けします!
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毘沙門堂は枯れ草が生えて荒れていました。
ルート間違いをして灯篭の周辺の草刈をしました。途中で間違いに気づいたが、結果、毘沙門堂の灯篭あたりを整備できて良かった!
ルート上の覆いかぶさった立ち枯れの竹をよけたり、ルート上に生えた竹を切ったり、シダを刈ったり、ルートをふさぐ生い茂った竹等の除去作業を進めていきます。
初参加のMさん。すぐに慣れてサクサク古いテープを貼り替えていきます♪
道がわかりにくいコースで、赤テープがとても頼りになります。
丁寧にテープの張替え追加を行います。
出発時にT隊長より黄と赤テープを3個ずつ支給されたが、赤テープは全部使い果たしてしまった。若いMさんの目が良く、ルート上の赤テープを発見し、老眼のN二人は助かった。暗がりは特に、目の若い人がいると助かると感じた…!
(←こらこら若いひとが何を言うっ( `ー´)ノとツッコミを入れつつ面白いからそのまま書かせてもらっちゃいます♪)
倒竹の除去。
登山道に細めの木が多く、刈り込み。
ルートが確認できるようにテープ周辺の枝払いの作業が多かった。
刈り込み鋏フル稼働!
日光のあたるところは、褪色しほとんど白に近いところもあった。
330.8峰にて休憩。大人数で休憩するには狭いと感じた。音戸から行く場合の大人数での休憩には、330.8峰手前にある、岩の箇所の方が広く眺望が良くお勧め。
昼食時、被服にダニが2匹ついており払い落した。昼食後、虫よけスプレーをかけ、それ以降はダニには見かけなかった。
三角点で撮影!
1班ゴール地点。古観音山への道標あり。 竹が生い茂りやすい箇所。
天気が良く、楽しく草刈ができた。前に進まなかったので途中(298峰以降)から15時下山できるか焦って、シダ刈りを軽くして調整。
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続く2班はおなじみ副隊長Kさんのレポで♪
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古観音山チームは3名。
登山口まで車で送ってもらいスタート!
階段の枯葉を熊手でよけて歩きやすく整えます。
次は急登の倒竹祭り!
登山道の脇に押し込んだり、切断したりで登山道を確保します。
忙しすぎて写真を撮る暇がありませんでした。
倒竹ゾーンを過ぎると、次はシダ祭り。
刈っても刈っても次々茂ってる箇所が出てきます。
時々の倒木が気分転換(^^;
距離1.4キロ、登り100m、下り25m、作業時間4時間半!
えー!これしか歩いてないの?
と驚きながらも疲労はMAX。
お疲れ様でした!
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3班は配車担当の2人。
古観音山登山口から、下山して梵潮寺まで。折り返して古観音山登山口に戻り車で移動、1班と2班の間の区間をカバーします。
2班と同じ位置から、反対方向に向かってスタート。
竹林を抜ける道が両側から覆いかぶさる細竹で見えにくくなっています。
とは言え、直近で刈り込んだ跡があり、感謝しながらさらに刈り込んだり刈った竹を道の両側に押し込んだりと重ねて道を整えていきます。
草やぶを想定していた畑の横の道!
綺麗に刈り込まれていました!!!ありがとうございますっ!!
ちょこちょこ手を入れながらも、整備くださった方のおかげで、想像の3分の1以下の労力で梵潮寺まで下り終えました!
幸先良し!
スタート地点に戻り、次の区間に移動!
急坂を登るも、道は木立の路。
気持ち良いねーとご機嫌で歩いていましたが、、、ほどなくシダさんのお出迎え、、、。
刈ったシダを除ける場所もなく、手もなく、とにかく刈り進めていきます。
シダ、シダ、シダの連続に、シダで眺望が遮られた岩場を刈り込むT隊長!
「今年はここまで。」来年また刈り込んで仕上げるのを楽しみに、、、♪
でもたぶんまだその時は余力があったのかも。
お昼の休憩後、寄せては返す波のように、終わりなくやってくるシダ、シダ、シダ…。
毎年刈り込んでいる分、道はしっかりと見えているし、歩く幅も確保されているけれど、またいちねんほっておくと道が細くなるのは必至。
刈って刈って刈りまくってこちらもシダ祭り。
「あーく〇ーっ!」
初めて聞いたかも、T隊長の雄たけび( ゚Д゚)
なんとか15時過ぎ、3班がすべて林道に降り、合流。
「やれやれ」
「やれやれ」
「シダはもう当分良いです、おなかいっぱい…」
3班3様、手ごわさと向き合ったいちにち。
皆それぞれ、歩いて、走ってくださる方を思い浮かべながらやり切りました!
年末の年中行事がひとつ終わってホッ♪
ぜひ、冬の瀬戸コースを歩いてみてください(^o^)/
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