基本は隔週、実質はほぼ毎週土曜日に活動している草刈隊!今年初めの土曜日1/6はHWT恒例のイベント「新年初山歩き&初詣in宮島」だったため、第2週の1/13(土)が草刈り初めとなりました!
コースは、広島コースNo11。亀山〜螺山〜茶臼山~柳瀬の7.0km。2台の車を螺山登山口と柳瀬にデポし、亀山から螺山登山口までの町歩きをショートカットして距離短縮して6km弱の行程に4人で臨みました!
螺山整備のお約束、スタートは古看板を整えることから♪
ここからの「エントランス」部分は、以前はかなり両側から枝葉がせり出していたり、枝に巻き付いた蔓が道に覆いかぶさったりで鬱蒼としていました。
毎回少しずつ刈込を深めることでかなり明るさを確保してきましたが、それに見慣れると、道上に残ったもっさり部分がやはり気になってきて、、、
枝に引っかかった落ち枝や、それに絡まった蔓と大格闘。
すっきり。
入り口でかなり時間を使いましたが、登山口はやはりとても大切なのですっきり感に満足して歩行開始です。
折からの雨不足で、霊泉もそこが見えるほどに枯れていました。
このコースは倒木が目立つことが多いのですが、昨年6月の整備時にはほとんど何もすることなく登頂した記憶があり、今回もあまりすることがないかも、の予想がありました。
が、倒木たちの手厚いお出迎えをいただきました(^^;
倒木対応は「またぐ」「くぐる」「迂回する」を基本としています。
頭上の倒木は処理対応する側にも危険が伴うため、無理しないことを心がけながら、
折れた部分がどの程度朽ちているか、揺らしたりと様子を見ながら対応を検討します。
声を掛け合い、お互いの安全を確保しながらの共同作業で登山道脇に除けていきます。
登頂まで2時間!なかなか手ごわかったです!
まだまだ続く倒木処理。
森自体が密集していて、いたるところに倒木予備軍が。自然のなか、雨や風、降雪など倒木の誘因要素には事欠きません。
いちねんに一回、全長293.8km+オプションコースの広島湾岸トレイルの全コースを巡回整備する草刈隊&美化班を、自分の順番はいつか?!と待ちわびる登山道たち♪
螺山の下りは、一昨年のトレラン大会時に何度も何度も通い、危険個所に対応しました。
危険個所が解消され、今目の前にあるのはひたすら落ち葉の海。。。
おそらく年間でもっとも落ち葉が積もっている時期。
記憶にメモしながら足を滑らせないよう注意を払いながら急傾斜を下っていきます
螺山を下山、亀山南の町を踏んで茶臼山へ。
巻き道の倒木を、斜面に滑り落とすT隊長。
前回整備時は、頭上から垂れ下がる蔓などへの対応に苦戦しましたが、新たな整備対象は少なく、順調に山頂←→柳瀬の分岐に到着。山頂へ向かう途中、以前に熊の爪痕を発見したあたりで注意深く周囲を見回すと…
ありました(;’∀’)
昨夏の初め、新しい爪痕が見当たらなかったため、熊は移動したのかとホッとしていましたがこれは新しい。
山頂までさっさと巡視して帰ってきましょう、と、竹の棒、木の枝で木を叩いて音出しをしながら先を急ぎます。
※竹の棒は軽く、音が響くので、熊エリアでの音出しには役立ちおススメです!
タッチ&ゴーで下山開始。
先ほどの熊痕エリアを念入りに確認。
爪痕がついた木を辿って頭上を見ると熊棚、その木の根元には、折った枝葉が散乱しています。
行きに見かけた熊のフンとおぼしきもの。撮るのを躊躇しましたが帰途見つけられずその場で撮っておくべきだったと後悔。
あまり接することがない熊。現場でのよりたくさんの情報が役に立ちますように。
★私たちが熊痕を確認したのは、山頂←→柳瀬分岐区間です。分岐を過ぎたあとの下山路では痕跡は確認しませんでした。
気持ち良い尾根道です。
柳瀬への分岐から下のつづら折りの道は幅が狭く傾斜も急なので転んだら危険なエリア。全員で落ち葉を掃いていきます。
まだまだ出てくる倒木を片付け、登山口を刈り込んで本日の整備終了。
柳瀬のキャンプ場に降りると、朝よりもたくさんのキャンパーで賑わっていました。
新しくなった注意書き。
8時35分あき亀山集合、15時25分柳瀬キャンプ場着。
今日もお疲れさまでした!
※熊に関するこの情報は画像及び位置情報付きで安佐北区農林課に提供しました!
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