ニセコトレイルご一行様①2/13(火)二十畳岩・楽農小屋来訪

2/12(月)~2/15(木)の4日間にわたり、北海道後志総合振興局の4名の職員さまが来広され、広島湾岸トレイル協議会の取り組みを視察されました!

振興局では現在、ニセコ連峰の山道を繋いで、ニセコトレイルとして広く周知や活用をすべく事業を推進されている真っ只中。 冬場スキー客で賑わう当地に、夏場も観光客を誘致したいと考えておられます。その中で今後の維持管理のあり方について、先行地域の取り組みの情報収集をしたいとお問い合わせくださり、今回の来広となりました。

広島ご到着の12日(月)に顔合わせと交流。翌13日(火)の午前中に、上深川から広島コースNo.7鬼ヶ城山の二十畳岩を歩いて里山の絶景を堪能いただいたのち、HWTの交流の要である楽農小屋さんへ。広島・上深川ならではのおもてなしを囲んでざっくばらんで忌憚のない意見交換の時間を共にしました!

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8時52分着のJR芸備線にてOさんTさんのおふたりが上深川駅に到着!
朝いちばんは冷え込んだものの、陽が昇るにつれぐいぐい気温が上がっていきます!

今日はこちらのお二方が広報Mのアテンドで鬼ヶ畳山の二十畳岩までのコースを歩かれます。
登山口には、午後訪問いただく楽農小屋さんは三鬼会さんが作成・設置くださった案内板の数々(≧▽≦)
じっくりとご覧になり写真を撮りながら歩行開始です!

ほどなく現れた倒木。
このコースは24(土)に整備を予定していることもあり、あまり手をかけず歩く予定でしたが…。
真新しい倒木は枝がわさわさしていて歩行の妨げになっていたため、手のこで枝を落とすことに。落とす端から登山道の脇に手早く除けてくださるおふたりのご協力のおかげでほどなく、またいで通行できる状態に整いました!

※後日、地元の方がさらなる対応をくださり、スムーズな通行が確保されたとのこと。ありがとうございますm(__)m!!

Tさんは山岳部ご出身で毎週山歩きされており、また、Oさんも羊蹄山の登山経験がおありになり、二十畳岩への急登もさくさくと歩かれます。
時折、倒木の尖った枝を払ったり、振り返っての眺望にひと息ついたり、トレイルについての様々な情報交換をしたり。

登山道のそばの石垣に目を留められ、「お城があったのでしょうか?」などのご質問。
午後の楽農小屋さんでの話題を心にメモしながら、
汗ばむような陽気のもと、案内板で進捗を確認しながら進んでいきます。

10時45分、二十畳岩到着!

眼下に広がる上深川〜小河原の町の歴史といまに想いを馳せながらコーヒータイム。

帰途では、広報Mの「HWTとの出会いや関わり」などが話題に。
着物で山を歩いていたことをきっかけにHWT体験会に参加するご縁をいただいたこと、西日本豪雨災害やコロナ禍のなかで、トレイルや地域のためにできることはなにかを模索し惜しみなくボランティア活動に邁進する方々と少しずつ深く関わるなかで、自分にできることに携わるようになってきた体験談などをお話させていただきました。

12時前、楽農小屋着!
Uさんお手製の「ウェルカムドリンク」は、ミックスミカンジュース!!

続いて、上深川産のみかんが振舞われます。
「採れたてで少し酸っぱいよ」
「しっかり時間を置いて皮の栄養が実に吸収されてぎゅぎゅーっと甘いよ」
産地でこそ味わえる「食べごろ」に、
「お店で買うことはできるけど、みかんの木に実がなっているのを見ることはないです」
と北海道ならではの喜びのご感想をくださり、Uさんのおもてなしはドストライクなスタート!

室内に入ると足元には火鉢が並び、アツアツの豚汁、広島菜のおむすび、小河原産のたまご料理、はやとうりのお漬け物と、Uさん&福田美化班Tさん&Yさんの心づくしのごちそうが並んで待っていました!

山歩きのあとのおなかに沁みます(≧▽≦)
ほどなく合流したT会長と総勢7名での話題が多岐にわたるなか、「今回、はるばる視察に来られて、知りたいことは?」と核心の質問!

「どんなふうにトレイルを維持運営されているのか、ボランティア活動に携わる皆さんの関わりや想いを知りたかった」とのお返事!

それを受けてUさんが、T会長との出会いのエピソードを披露くださいました。

HWT発足当時、トレイルのあちこちで”三鬼会”の名前を見かけていたT会長。「三鬼会」とはどんな集まりで、どんな活動をしている会なのか、手を尽くして調べてもわからなかったそう。そんななか、HWT主催の弥山交流登山に参加したUさんと出会います。T会長から告げられた「お会いしたかった!」の言葉は今もUさんの心に刻まれています!

続いて、
イベントやトレイルへのお客さまへのおもてなしを支えるYさん&Tさんからも、活動への想いが語られ、「皆さんの湾岸愛のすごさを実感!」とのコメント。

T会長との出会いのエピソードを披露くださるUさん
T会長の話に聞き入るOさん&Tさん

駅へ向かう道すがら、「あったかい火鉢にごちそう、こどもの頃味わったおじいちゃんちのあったかさを思い出しました」と話してくださいました。

市民の市民による市民のためのトレイル。
できるときにできることをできるだけのスローガンで開発維持運営しているトレイルの、
中核をなす想いが伝わった実感に、私たちも温まったいちにちでした!≪②に続く≫

☆市民の市民による市民のためのトレイルである広島湾岸トレイルは皆さまの寄付(ご厚意)と社会奉仕活動により維持・開発運営されています。

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