トレラン大会後のトレイル巡視。全コースを巡視するには、歩いて確認する私たちの速度は遅すぎて時間が足りなさすぎるので、気になる箇所、気になるという声が耳に届いた箇所を確認していきます。
今日の「木ノ宗山の最後の下り」は、広報Mが湾岸覇者チャレンジャーチームで大会翌日の3/25(月)に歩いた際気になった箇所。
気になったというよりも、道全体が沼って(チーム名の湾岸沼の名前通り?!)どうしていいかわからないくらい、、、道を避けて木立のなかを歩いてしまったくらいでした。
約2週間が経ち、水がはけて落ち着いたのかどうか?の現状確認です!
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登りは、いつも通り急登にひぃひぃ言いながらも足場は特に困ることもなく、下る際にいつも「ここからやばいよ♪」の地点にもうすぐというあたりまで到着。
登りの風景と下りの風景が違うのはいつものことだけど、こと今回に関しては、T会長をして「違う道みたい( ゚Д゚)」と言わせました(@_@)!
荒れているとか荒れていないとかいう観点ではなく、この下りは、少しえぐれた感じで気の根っこがかろうじて足場を確保してくれているような急勾配の道で、滑りながらも「ここしか通らないだろう」って道がはっきり見えてるコースだった、、、のが、あれ?どこでも通れる?どこ通る?な風景に(@_@)
いつもの道の右側、左側、木立に入ったところに踏み跡があり、いくつもの道筋ができています。
大会の翌日でさえ、メインルートがぬかるんで足を取られてとてもじゃないけど歩けないほどだったから、雨の悪コンディションのなか、足の置き場がある場所を探しながらランナーの皆さまが少しずつ強まっていく踏み跡を辿って進まれ、新たな道筋が生まれたのかな?思考をトレースしながら、踏み跡をトレースしていきます。
これまで私たちは、例えば、災害で道の路肩が崩落してしまった時、山側をしっかり目に刈り込むことで道幅を確保したり、
山側に生えている木の、さらに上側の草を刈り込んで道を通して崖から道を遠ざけたりと、造作することなく、刈り込むことで安全に道を通す工夫を学んできました。
自然はしなやかに変化します。
その受容力や柔軟性の恩恵に与っていることを改めて実感しました。
可能な限り自然を損なわず、造作を施さず、最小限の刈込のみで開発維持されているトレイルだからこその持続可能であることの意義を、改めて実感しました。
今日も、お疲れさまでした!
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