トレラン大会後のトレイル巡視。開催中、そして開催直後にも「道が荒れている」との情報を各所からもらっていた2か所。ここは、私たちが歩いて確認するにはいちにちがかりとなるため、四駆の足を持つKさんにご協力を仰ぎ、2か所同時に確認に行ってきました!
まずは鬼ヶ城山。
林道から山頂へ向かう最後の急登箇所を狙って、大林から延々と白木に向かう林道を登り、さらに、トレイルと並行する形で走る林道を登っていきます。
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道幅はしっかりあるものの、車が通ることなどめったにないのか?倒木、そして、、、まさかの!にょきにょきくんに阻まれます💦
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この日は巡視目的で、整備の予定はなかったものの、三人とも整備用具はばっちり。
林道終点直前は、T会長と広報Mのふたりが刈りながら歩き、Kさんを誘導して現地に到着!
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登山口から山頂への登りは、歩くものにとってはいつも通りともいえる、滑りやすい粘土質の道。数か所、「すがって登ったんだろう」とおぼしき、よれよれになった立木が見られました。
粘土質を覆う腐葉土部分が押しさげられところどころモグラが走ったあとみたいに盛り上がっているのを確認。写真にとらえるのは難しかったです。
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鬼ヶ城山から白木山を直接つなぐ林道はないため、いったん大林まで下って今度はタマダスポーツランドのほうから桧山を経て山頂直下に向かう近道の登山口まで車を進めます。
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白木山から桧山に下る箇所は、大会中の現地での様子が動画でアップされていて、もうそれしか方法はないとはいえ、スノボー状態、、ランナーの皆さまの大変さとともに、泥沼化したトレイルの状態を目にして胸が痛くなる思いもありました。
こちらは2/24(土)の大会前整備時の写真。
この時すでに「粘土質でずるずる」の報告が上がっていましたが、道は落ち葉で覆われています。
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4/10(水)登り始めます。
鬼ヶ城山でも散見された、表面に堆積した腐葉土が押し寄せられ、道の真ん中に寄せられています。登りは、道の真ん中の積もった箇所を歩きました。
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ここはまだ水がはけていなくてぬかるんだまま。
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下れるかな、、、💦と思いながら山頂へ。
白木日和です!!
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Kさんと撮りあいっこ。
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花盛の馬酔木の横から、下っていきます。
粘土質の地肌がむき出しで、どこからどう見ても滑る気しかしません💦
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木を頼りに下ってくるKさん。
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もともと、粘土質の土壌に加え、山の北側でカラッとしないエリア。知るひとの記憶にはもともと滑りやすいコースであることが刻まれていると思うに加え、表層が無くなり粘土質の地肌がむき出しになってチョコレートコーティングしたようなツルツル状態。
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これから初夏を経て梅雨の時期を迎えていきます。
大会後半月を経過してなお水がはけない、この堆積エリア。。。
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大会中および大会後、私たち自身が懸念した箇所、また、コース状態の悪化について懸念する声が届いた箇所についての現地調査が終わりました。
なによりもまず、路肩の流出など、トレイルそのものが寸断されるような事態が現時点で見受けられなかったことに安堵しつつ、まずはご報告申し上げます。
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