HWTの活動の柱の一つである「安全登山推進講座」。
前回 3/16(土) の講座は定員(20 名)越えとなったため、参加出来なかった方々向けの 追加開催です!受講生11名(館員1名他含む)、当方の講師とスタッフ3名に、経小屋山野遊びクラブからおふたりの協力を得て新たな企画を取入れ、充実した講座となりました。
特に現地講習でのTさんのNさんの狩猟、山野の植物、樹木の話は興味深く好評!
9時スタート!
「山歩きがほぼ初めて」と挙手された方が多かった今回。
いつもより、より丁寧に、装備品や歩き方など、山歩きの「いろはのい」を解説するT会長。
「ザックは腰ベルト、肩ベルトに厚みのあるものがおススメ」との解説に、「しまった、聞いてから購入すれば良かった!」の声も。
「お茶やコーヒーは利尿作用があるから、スポーツドリンクなどのほうが望ましいです」の解説に、施設の自動販売機で飲み物を買い足す方も。
皆さまさっそく実践に取り入れられています!
ポイズンリムーバーの実演では実際に使ってみられる方も。また、「まむしにも使えるのですか?」の問いに、経小屋山野遊びクラブのTさんが驚くべき回答をくださり、場内沸き返る場面も(≧▽≦)
講義に続いて地図とコンパスの使い方に進みます。施設内は磁石が狂うため、使い方のみ練習してさっそく外に出ます。
本日はここまでのT会長に見送られ、3チーム編成でそれぞれ地図とコンパスの実践訓練を重ねながら城山に向かいます!
地元あるあるの知る人ぞ知る裏道を通って目指すは大頭神社、妹背の滝。
山陽新幹線、山陽道の目印で現在地をしっかり確認。
先週の新ルート体験会時には桜に彩られていた大頭神社、桜は散って鮮やかな新緑の季節を迎えています(*^^*)
妹背の滝でひとやすみ。
妹背の滝から登山口にかけての階段で、残念ながらおひとりリタイア。
「城山はずいぶん前に登ったことがある山でもう一度登りたい」とチャレンジされましたが、汗ばむほどの気温と階段に身体がついて行かなかった模様。ご家族の方にご連絡を取り、車道と合流する地点までお迎えに来ていただくことに。到着まで付き添い、お見送りして先発チームを追いかけます。
登山口の東屋でおひるを取りながら待ってくれていた先発チームと合流、隊列を整え、「自称体力ないんです」な方にはチームの2番目に並んでいただき登山開始。
Tさんに山のあれこれのお話をいただきながらゆっくり登ります。
あちこちに赤みがかった新芽を伸ばしているのは「かぶれんぞう」。見分け方を覚えて、「あ、ここに!」と声を掛け合います。
ヤマツツジが花盛り(*^^*)
13時半、城山登頂。
晴天に恵まれ絶景を堪能!
「刀掛け」。岩肌に段が刻んであります。「こうやって刀を掛けていたんでしょう。」
「馬のたらい」。「この水を全部掻きだすと雨が降る」という言い伝えがあるそう。翌日曜日に晴れて欲しい方があったので、水遊びは自粛しました♪
いつもは、馬のたらいから下山するところ、もうひとつ眺めが良い所がありますよ、と4〜5分先に進むと…「南展望岩」に到着!
あとは下るだけ。ですが、「山の事故の8割は下りで起こる」を戒めに、者間距離に留意しながら丁寧に下っていきます。
分岐ではしっかり地図読みの復習。
ロープを使う時は、前の人がロープを離すまで焦らず待ちます。
おしゃべりに花を咲かせながら、まるくる大野に帰館。
ジャパントレイル、その一環となる新ルート、「湾岸西、錦帯橋コース」の体験会や講座、整備など、皆さまにぜひご参加いただきたい広島湾岸トレイルの活動のご紹介をさせていただきたっぷりぎっしりのいちにちを終えました。
新ルート体験会にお申し込みくださる方もあり、また、「廿日市にはいろんな山があるから登れるようになりたい」とおっしゃる方もあり、ぜひまたいろんな山で再会できることを楽しみにしています!
ご参加くださった皆さま、2度に渡り安全登山推進講座を主催くださったフジタスクエアまるくる大野の皆さま、ありがとうございました!
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