HWTは、ジャパントレイルとして芸備線に沿った「芸備ル-ト」の開発をしております。
★新ルートの開発の詳細についてはこちら➡HP トレイルの開発:新ルートの探査活動
芸備ルートは、2022年2月9日より現地探査を開始。芸備線志和口駅を経て鎌倉寺山登山口まで探査終了。その先のルートを開発すべく、鎌倉寺山~神ノ倉山の探査を実施しました!いつもの美化班からの3人に加えて、探査活動初参加のNさんの4人であーでもないこーでもないのわいわいないちにちです(^o^)/
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探査の事前準備として、
まずは鎌倉寺山、神ノ倉山それぞれの登山口、
および鎌倉寺山~神ノ倉山の縦走ルートのチェック、
最近の山行記録から軌跡をピックアップするとともに、
軌跡に縛られず地形から検討するためのシンプルな山地図から、
JRの駅を基点とした場合のアクセスルート、1日で歩くコースをどこでどう区切るか、などの仮説を組み立てます。
まずは鎌倉寺山。
鎌倉寺山を目指して歩くメジャーなコースは、
南登山口~鎌倉寺山南峰~槍ヶ峰~権兵衛山~鎌倉寺山~牛岩登山口の周回コース。
しかし、JR志和口駅を基点として考えた場合、南登山口までのアクセスの舗装路が長く気力体力を削られます。
鎌倉寺山を周回して再び南登山口~志和口に戻るのは避けたいため、鎌倉寺山の西側にある登山口を確認します。
このルートが使えるかどうか?アプリに記載されている軌跡と、もともとの地図上の道が異なっているのも気になりました。
車で走ると見逃してしまった標識、、、行き過ぎて、地図を確認して車を停め、川を渡ってすぐ、歩いてようやく見つけました。
立派な標識に導かれて歩を進めます。
登山口発見!
これは、標識はあるけど地図にはない道。
踏み跡はあるようだけど整備の手が入った形跡が薄くテープもかなり色褪せ朽ちていました。
地図に在った道は現在はほぼ形を失っていました。
現地確認を終え、次のポイントへ。長いヘビさんがお見送りしてくれましたよ( ゚Д゚)
本日2つ目のポイント。
鎌倉寺山から神ノ倉山に縦走する場合、志和口駅の次の駅である井原市駅までは距離が長すぎるため、縦走路の途中で区切る必要があります。
車をデポするケースも想定し、縦走路と県道328号線(志和口向原線)が交差する地点を調べに向かいます。
その地点周辺の、神ノ倉山に入るルート、鎌倉寺山へ繋がるルートの登山口、および、それらのルートが使えそうかどうかを確認します。
広くなったり軽車道並みに細くなったりドライバーをハラハラさせる道を気持ちよく走るとあっという間に倍くらい進み過ぎ、地図上のため池を目印に進んでは戻り戻っては進み、、、チェーン着脱エリアに駐車して歩いてみると、ため池が水田に代わっていたり、目印の神社がなくなっていたり地図のあるある問題に翻弄されます💦
住宅の間の細い道を辿ると獣害対策の電気柵が待っていて、登山口に続きそうなその先の道に到達できず迂回していると、軒先から声をかけてくださる方が!
どうやら私たちが目指していた「あべが峠」、「牛の道」の二つのルートは現在は地元のひともほとんど歩かず、倒木で閉ざされてしまっているとのこと。
神ノ倉山へは山頂まで車で行くこともでき、登山する場合は芸備線からほど近い登山口がいまはメインですよ、と。
お礼を言って撤退。
頃合いも良く景色も良いのでここでおひる。
最近はなかなかこんな場所もないよね、と、はしゃいぎながら、草の上に足を伸ばして座ってピクニック気分のランチタイム。
まだまだ行きますあと二つは、芸備線側の、神ノ倉登山口。
まずは井原市駅近くの登山口に向かいます。
駅のすぐそばから、登山口への手作り標識が続きます。神ノ倉の「の」に「乃」を使ってあってこだわりを感じます。
すごくしっかりしたゲートを通っていくと、、、
道に埋め込んである「広水」って何だろう?
登山口に到着。
「北田城跡」と案内があるのだけど、城址がどこかはぱっと見わからなくて、舗装路がどこまで続いているのか少し先まで見に行ってみたり、地図を持ってウロウロ。登山口まではしっかり確認できたので今日のここはここまで。
そして本日最後のチェックポイント。
「江地大橋」を渡った側の登山口。ここも、丁寧な標識が案内してくれました。
こちらは神ノ倉山の「の」に「之」が使ってあって面白い。
竹林が迎えてくれました。
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志和口駅~井原市駅間に鎮座する鎌倉寺山と神ノ倉山。
それぞれを単体で楽しむ方法はあれど、トレイルとして繋ぐとなると話は別。さて、志和口駅から先の芸備ルートはいかに?!
探査活動は水曜日、美化活動との兼ね合いで不定期開催ではありますが、ご興味ある方、ぜひお知らせくださいませ。
地図とにらめっこしながらあっちうろうろこっちうろうろのトライ&エラーを一緒に楽しみませんか?!
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