7/6(土)「イチダイトレイル(仮称)づくり」スタート!

2023年度より、広島市立大学、「いちだい地域共創プロジェクト」に参画させていただいており、2024年度も継続し、新しい取り組みに着手しています。
それが「イチダイトレイル(仮称)づくり」!7/6(土)満を持してスタートです!

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「イチダイトレイル(仮称)」のはじまりは昨年9月の山道整備体験。
9/20(水)広島市立大学さん山道整備体験で峠越えの通学路開通!@広島No13option三滝コース
公共交通機関からのアクセスも考え、HWToption 三滝コース+宗箇山分岐~鍬投峠~356 峰~畑峠。ここで解散の予定でしたが、解散後、「もうひとやま越えて大学に帰ろう」とプランしていたF先生( ゚Д゚)!!
「これで、横川から大学までの通学ルートができたね!」
「6~7kmを3時間で山越えして街で遊んで、山越えして帰ってくるのはどう?!」

大学と三滝を繋ぐ、まさかのスクールトレイル企画(≧▽≦)!!

その後、「キャンパス案内の大学へのアクセス欄に載せましょう!」と大学に提案するも「ふわっとかわされた、、」と難しい顔のF先生でしたが、
次なるチャンスが「3/1(金)2023年度いちだい地域共創プロジェクト活動報告会!」にて訪れました!

F先生の活動報告発表後、コメンテーターとして登壇したHWTのT会長が2分間にわたるスピーチの中にプランを凝縮して発表!

「市大〜横川を市大への徒歩通学ルートとして整備、キャンパス紹介にてPR!!
さらに、横川〜サカスタへのサカスタロードに繋げ、通学×行楽のハイキングルートとしても名物化!
年に1回大学を挙げて整備、現在進行中の「ジャパントレイル」に繋げ、広島いちだいを全国にPR!!」

HWTのPRツールなどを企画制作していただけたら、、という想いから参画させていただいた「いちだい地域共創プロジェクト」。一年間の取り組みを通じて気づいたことは、「いちだいのトレイルをともに作ることがそのままHWTのPRにもなる!」ということ。お互いのフィールドが重なることは、双方にとってやり甲斐と喜びを感じながら活動ができることに繋がります!

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7/6(土)は、広島市立大にてキックオフミーティングからのスタート。6月に続いて2度目のトレイル歩きに参加の4名、そして新しくワンゲル部から2名を迎え、6名の学生の皆さん、F先生、取材担当のHさん、HWTからはT会長と取材班Mの計10名が一堂に会しました!

あちらにこちらに面白そうなものが散在するアトリエ

F先生、そしてT会長から、「イチダイトレイル(仮称)構想」の発表です。

「日本初の通学路を創る❣」
「なんでこんなことになっちゃったかというと、、面白そうだから♪」
「市立大の学風に合ってるんじゃないか?と思って」

経緯や背景をすっ飛ばしてサクッと一言でまとめたT会長の言葉が良い感じで響きます♪

そしてルートの説明。

トレイルを開発するうえでの前提として、作ることよりその後のメンテナンスのほうが大変であること。
HWTの本線およびオプションコースと接続させうまく利用すれば、自分たちで整備しなければならない区間は市立大から本線へのアクセス区間のみとなり、維持が可能になる。

そして、HWT本線への繋ぐルートとしては、地図に載っていて去年9月にF先生たちが畑峠からの下山で確認した谷筋ではなく(このルートは傾斜がきつく、また、豪雨の影響で道が潰れて通るのがとても大変だった)、この谷筋ルートの北側にある尾根道をまずはこの日歩いてみることを提案しました。

「地図にない道」を歩きます!
整備グッズを身に着け、10時、いざ出発!

午前中にしてすでに危険な暑さ💦
「10分歩いて立ち休憩」を声かけしながら、登山口までは舗装路歩き、そして公園を抜けていきます。
ひとりの学生が、道端にゴミが投げ捨てられていることに注目して、「これって学生がやってますよね」と。トレイル開通の前には皆でクリーンアップしたいものです。

登山口ふたつ。
左が谷筋コースへの登山口。右が尾根筋への登山口。
どちらもしっかりした標識が立っています。

「登山口は家の玄関。明るく綺麗にしましょう!」整備開始!

標識周りもすっきりと整い、いよいよ山道へ。
斜面のような傾斜のきつい階段。

10人が並んで歩きながら刈り込んでいきます。
後のほうを歩いていると、「この道は整備が必要がないくらい良い道なんじゃ?」と思うほど。途中前後を入れ替わりながら登っていきます。

山道整備について話す彼らの声が聞こえてきて、、、
「500人が歩きながら刈っていったら整備すぐじゃね?」
「その発想素晴らしいー(≧▽≦)」
思わず歓喜の反応してしまいましたよ!

途中、ひとりの学生が、鋏があたり指を切ってしまい、応急手当をしました。幸い傷は深くなく、すぐ血も止まったので、消毒とばんそうこうの対応で事なきを得ました。
ちょうどグローブを外していた、とのことで、改めて山中での装備の重要性を伝えることに。

本日のここがクライマックス。倒木で道が塞がれていました。

before

倒木処理は長いのこを持つおとなたちが対応。続いてシダゾーン。
ひとりひとりの間隔を広げ、ここは立ち止まって刈り込みます。

11時45分、本線に接続!

大学と反対側には春日野の団地が広がり、山を越えてのショートカットを興味深く眺める皆さん。

ここからは、ほぼ整備の必要なくさくさくと進んでいきます。

昨年9月に降りた谷筋への下山口。「大塚峠」の標識とあわせて、ここにも「市立大」の標識が。

12時16分丸山着。
以前電波塔が建っていたスペースで昼食タイムにします。

スペースを囲む有刺鉄線に注意喚起をしていると、「有刺鉄線と言えば…」とF先生。
「塊を彫って有刺鉄線を造形しようと試みる学生さんがいた」とのこと( ゚Д゚)
アートを生み出すパワーすごい、、、(@_@)

冷たくしたくず餅をおやつに振舞いました。
T会長は休憩をフル活用してワンゲル部のふたりに地図とコンパスの使い方をレクチャー。「普段はYAMAP頼みの登山」という彼らに、地図とコンパスを持つことで広がる可能性を伝え、安全登山に向けて学ぶことの大切さを説きます!

昼食後足を進め、F先生いちおしの「こしき岩」へ!
「行き詰った時、ここに来たらいいぞぉ♪」

到達!

こしき岩のスケール感を写真で表すのが難しい。

「ここを学長室にしたい♪」
皆が、書類を持ってここに来る…!何度も漏れ聞く、F先生の秘めたる願望。イチダイトレイルが形になる今、そのアイディアもいつか実現するのかも♪

さて、進路は「大茶臼山←→宗箇山分岐」からかくんと曲がって宗箇山方面へ。

ここから先はHWTのオプションコースであり、3月に開催された広島湾岸トレイルラン2024大会のコースにもあたっているため事前に手厚く整備済みのエリアです。

そのなかで一か所、道が崩れた箇所が。

大会後に崩れたものと思われ、今後、「要対応」を記憶にメモ。

また、鍬投げ峠が近づくにつれ、先般の大雨長雨の影響で沢の水量が増え、普段は乾いている道にも水が流れています。降雨後数日が経ってもこの影響。やはり大雨には油断が出来ません。

本日の整備ゴール地点の鍬投げ峠に到着!
HWTのHさんが暑いなか汗を流して歩いてきた皆に冷たいおもてなしを用意し迎えてくれました(≧▽≦)

恒例のガリガリ君&冷たいのみもの!!

あえぐような暑さに予想以上に飲みものが進み、持ってきたボトルが空になりつつある子もいて、しっかりと注ぎ足してもらいました。

全体図を確認し、この先どう歩いてどこへ繋がるかを確認します。

HWTは今日はここまで。
横川に向けて出発する皆をお見送り。

「6月の体験会(6/2(日)若き体力すごいよ!!市立大HWTトレイル体験会広島コースNo.2!)よりは暑さのためもありきつさを感じた」と話してくれた彼らですが、
全員が無事横川まで歩ききったとご報告いただきました!

次回の「イチダイトレイル」への活動は10/26(土)、今回とは逆の三瀧寺入口〜市立大を予定しています。
トレイルや、名所となる岩場の名称やプレートなどの企画が進みそうで早くも秋が楽しみです!

F先生、Hさん、広島市立大学の学生の皆さま、猛暑のなか、お疲れさまでした!!

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