山岳界講座史上においては画期的な「 MAN(講師)TO MAN(受講生)制度」にて、「HWTを一人で歩ける知識と技術の習得」を目指す「山歩き入門講座」 。
山歩き入門&NS講座の修了生は「研修講座生」として講座に参加し、再学習&技量の維持、向上を目指します。
7/26(日)第八期第4回は受講生1名、研修生1名、講師&アシスタント2名の計4名にてミニマムに開講!HWT広島コースNo6木ノ宗山が舞台です。
上半期「入門講座」最大の難関「猛暑」に挑む!
上半期の入門講座の最大の課題は「暑さ対策」。
第4回7月の木ノ宗山、第5回8月の武田山は、、、講座だからこそ体験しておく、とはいえ、かなりタフな回となります。この日も予報は最高気温35度越え。
下山後の「避難小屋」たる「楽農小屋」さんが万全の態勢で待機下さるなか、戦々恐々の面持ちで朝9時、福田七丁目のコンビニに集合です!
恒例の「地図記号」は受講生も研修生も大忙し!
少人数により、お店の邪魔にならない縁の日陰のスペースをお借りして街歩きの前に地図記号の確認から。
講師アシスタントのスタッフ陣や研修生も毎回メンバーが入れ替わります。となると、いつ、なんの役割を担当するか?!こちらも戦々恐々♪記号を指し示す例えひとつにも個性が表れ表現の多彩さに触れるひととき。本日の担当Hさんが趣向を凝らします。
対する受講生Iさん、2か月ぶりの記憶をたどりこれまたおお忙し!
「河川」の青い線がないのに「堰」の記号がある?地図上河川はなくても地形から谷筋であることを確認し、地図記号から気づく「なぜ?」をひも解き地形が腑に落ちたりと、講座も4回目になると覚えるだけではない考える瞬間が増えてきます。


目の前に見える木ノ宗山。
「あれは山頂でしょうか?」講師のIさんの問いかけ。
そして、距離と等高線から地形を断面で描き出すと、起伏を立体的に理解することができます。

変化する団地のなかで「変らない」道は…
いよいよ、登山口までの町歩き。
「軽車道」が複雑に入り組んでいる登山口までのアクセスルートの選択は本日第一の難関。
なにをもって「最短」とするか、、、?
今日は、Iさんを先頭とし、研修生のHさんがサポート、そしてIさん&Mの講師2人が後ろから見守り&ポイントごとにレクチャーをはさみながら進みます。
アクセスルートに、本日Iさんは「シンプルイズベスト」を選びました。
そのシンプルなアクセスルートの入口までの距離感が最初はつかみづらくちょっと行きすぎるも、軌道修正。地図上で選んだ「軽車道」どこ、、、?!
まさかの、この道幅のこれ?!

「軽車道の認識を改めます…」その言葉に滲むのはどことなくあてどもない「怒り」かも?(笑)
そんなIさんを囲み、この道を選んだことへの称賛が飛び交います。入り組んだ軽車道を辿り、山際の神社まで進んで行ったのはひとりならず、、、。新しい家が建ち、団地内の風景が変わってもそうそう変わることがないのは「水路に沿った道」。
認識を改める「軽車道」そして「徒歩道」!
そうして、地図上で道をたどりながら進むと「あそこに看板が」と。Hさん。「ヒント言ったらブブーっ!」とすかさずMがチェックを入れます。
地図をガン見しながら進んでいたIさん、看板に気づいていなかったよう。
「看板がなかったら、ここ通っていい道と思わないですよね…!」


その、「通っていいと思えない」道の入口にしっかりとした標識が。導かれて「地点2」へ到着。
暑さで煮えた頭に重めの課題をクリアーし、木陰でひと息。
暑さのなかでの登りは「10分登ってひと休憩!」
最高気温35度越え、標高約400mの山では、標高差を加味しても最高気温は30度越え。
夏の低山の厳しさを実感します💦
とはいえ直射日光を遮ってくれる木陰のありがたさを実感!
10分に一度の小休憩、また、時間にとらわれ過ぎず、急な登りの前、あと、息が上がった時、ホッと息がつける日陰に入った時、こまめな休憩、休憩時には帽子を取り身体や頭に風を当てて体温を冷ます、、、とにかく「安全第一!」を心がけて進みます。


「こんなところで銅鐸掘るなー!」そんな声が漏れます(笑)
陽ざしが射す場所は通過して体力温存!
いつもロープワークを行う、三田ケ峠への分岐地点。
「ここでロープワークはしたくない、、、」。体力温存の一手です。分岐を過ぎた木陰でひと息入れ、凍らせたゼリーの冷たさを味わい、進みます。

木ノ宗山の名所「ここから急登」。
木立が深まり、通り抜ける風に歓声をあげて急登へ。


スリングを繋いで急ごしらえのロープは急登のサポーター!
斜度が高く段差が大きい箇所で、スリングを繋いだ急ごしらえのロープを木に設置します。
息が上がって疲労度が高い今日のような際には特に、ひょいっと登れるサポーターは大助かり!10m、20mの長いロープを持ち運ぶのは大変だけど、全員が1本スリングを持っていれば3人いれば5mのロープ代わり。共同装備の大切さを実感します。


私たちを追い越してひょいひょいっと登って行かれた男性が、山頂手前の岩場でお昼を広げていらっしゃいました。
聞けば「山頂は風が吹かず暑いよ」と。
山頂を越えて上深川に降りる私たちは、とりあえず登頂を目指します。


11時42分、木ノ宗山登頂。
「あっつぅ!」

絶景よりも木陰!早めの判断で体力の消耗を防ぎます!
集合写真だけ取って、山の北側の木陰が期待できる下山路にお昼休憩の場所を求めることとします。

「下山口を見つけてくださーい」と声をかけながら、そそくさと山頂の絶景をぱしゃり。

Iさん、迷わず下山口を発見!


今日の山場はおしまい!あとは下るだけ♪
山の北側の斜面は日陰が続き風が通ります。登りとはこうも違うものか、と足が進みます。
熊よけ対策火薬銃。玉の装着はいかに、、、?
岩がごろごろしている平らなポイントでお昼!熊よけの「火薬銃」を慣らして腰を下ろしてホッとひと息。ちなみに火薬銃がすぐ鳴らず、玉が切れていたことが発覚。装着しなおして無事に発砲。ヒヤリハットでいざという時のための事前準備の大切さを痛感。
元気を充電して、本格的に下山開始。次の確認ポイントへの所要時間、「地図の先読み」をして進むと、、、まさかの倒木エリアに突入!
倒木エリアで倒木処理のあれこれの実践訓練♪
巨木が複雑に絡み合って通れないかと思いきや、いくつかの枝を落とせば難なくくぐれる模様。いざという時の折りたたみのこぎりでささっと対応。


頭上高いところで重なり合っている倒木は、処理する自分たちの安全を期すことも非常に大切。無理せず通れる対応に留め、また時間が経ち状況が変化するのを待つもの大事な判断。
立木の幹がもうボロボロになっていつ倒れてもおかしくない木が並んでいます。
ロープワークで使わなかった20mロープがここで登場。
自分たちに向かって倒れないようロープの補助で引っ張ってみるも、、、まだ根が張っていました。これも、対応を持ち越すことに。

長雨の影響か、大きな倒木が多く、予備軍も散見します。
KくんのNS650ゴールを見届けた激アツのトレイルランナーの皆さまとスライド!
なんだか「倒木対応見極め講座」みたいになりつつある最中、滝汗が眩しいトレイルランナーさんが駆け下りてきました!
7/26(日)、この日は、湾岸覇者NW650チャレンジ中のKくん&Tさん親子が、いよいよ木ノ宗山分岐のゴールへと向かい、早朝の広島駅新幹線口をスタート!
そのフィナーレランを共にし、ゴールを見届けたうえで木ノ宗山の山頂を経て上深川に下って来た猛者さんたちの一群です!


玉のような汗を滴らせながら「上深川でドボンしようと♪」と。
見送るHさんIさん、走る?!
下山、そして楽農小屋へのアクセス、山行の全行程無事終了!
その後もチェックポイントを入念に確認。分岐や標識がないチェックポイント。道の方向が変わる、ジャストな地点を見逃しても、過ぎたことに気づくことが大事。
傾斜がなだらかなエリアから急なエリアへ変化したことなどをトレースし、理解して納得して、進みます。
下山。
「平地に出たら、下山口」。

楽農小屋を特定するためのヒントは、「面積の大きい建屋のすぐそばであること」。ここでも地図記号が活躍!
生き返りました@楽農小屋!ミニ講座、交流タイム、家に帰りつくまでが山行!
草地にはいたるところに鹿の○ンが落ちており、その際に気を付けるべきマダニの付着を避けるべく舗装路で衣服や靴を払い、実地講座の行程を終了。
車道まで出迎えてくださったUさんについて楽農小屋へ!
ガリガリくん!、スイカ!、無心でいただきます(≧▽≦)



喉とからだが潤い、冷たさが沁み渡ると元気を取り戻します。
山行中お預けにした本日の「ミニ講座」、「登山食」は、夏バテ防止にも大いに役立つジャストフィットな内容!
糖質、脂質、タンパク質、、、バランスを考えて意見交換できる余裕が心身に戻ってきました♪

座学中にT会長が登場!陣中見舞いの「ところてん」の酸味が沁みます♪

滋養たっぷりの干し柿&小河原たまごをいただき、談話&交流タイムでほぐれて、ふと我に返ると16時40分の芸備線を目指して解散!


楽農小屋のUさん、、、今日も、干からびながら下山してきた私たち、おかげさまで生気を取り戻し、無事に帰途に着くことができました!
皆さま、今日も、お疲れさまでした!
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「山歩き入門講座Ⅷ」の体験受講を受け付けています。
「初めての方」にも安心して参加いただけるサポート体制。
山歩きを始めたい方、山歩きの仲間が欲しい方、山歩きの基本を実地で身に着けたい方、ぜひご一緒しましょう(^o^)/
山歩き入門講座第9期生 2026.10~2027.3開講
*開講期間:2026.10.1~2027.3.31(全6 回開講)※1人でHWTを歩ける知識と技術の習得を目指します
*開講日:毎月 1 回 第四日曜日
【第8期今後の予定】
8/23ー武田山
9/27ー灰ケ峰
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☆市民の市民による市民のためのトレイルである広島湾岸トレイルは皆さまの寄付(ご厚意)と社会奉仕活動により維持・開発運営されています。
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