japan trail としてHWTを西進させ開発した「湾岸西、錦帯橋コース」の新ルート体験会の第6回!9/7(土)の予定コースは「大和橋〜蜂が峰総合公園〜164.8峰(源氏山)~平家山(150m)~岩国山(277.6m)~錦帯橋」(^o^)/
9月に入るも最高気温は相変わらず36℃の予報。暑さ対策で、前回8月よりさらに一歩進んでスタート直後の舗装路歩きを最大限ショートカットすべく、和木駅から蜂が峰総合公園はバス便を利用することに。9:33地元「あいあいバス」に乗車予定で(前回はこいこいバス(≧▽≦))、9:20 和木駅に参加者11名とスタッフ1名の12名が集合しました!
朝いちばん、アクシデント勃発( ゚Д゚)
予定していた9:33のバスは平日運行で、土日の便は10:03発。いやしかしここ和木駅から蜂ケ峰総合公園までは約3km。歩かない歩かない、次便を待ちます!と待合スペースに移動。さらには、大竹以西をご案内くださっているTさんがご欠席との連絡💦。たっぷり空いた時間を、急きょ質疑応答交流タイムに♪
「広島湾岸トレイルを全部歩けるんですよね?」そんなお声をいただき、待ってました!!「湾岸覇者」について概略をご紹介し、今現在挑戦中のMさん、2周目のNさんに生の声を伺いましたよ♪
「すごく楽しいです!お山熱が盛り上がっています!」
「湾岸歩けたらどこでも行けますよ!」
テンション上がります!
バスに乗って蜂ケ峰総合公園へ。車窓から、本来の出発地点である大和橋、小瀬川、瀬田八幡宮などを眺めます。1886年の長州戦争、芸州口の戦いの舞台にもなったこの小瀬川が激しい戦いで一時血の海になったなど、小瀬川沿いには歴史を伝える史跡が並んでいます。「またの機会にぜひ歩いてみてくださいね」。ぐっと標高が上がった高台に広がる住宅地を抜けて蜂ケ峰総合公園着。
探査の時に公園内で「ウサギにえさやり」した記憶が蘇る広報M、「もしかしたらうさぎに会えるかも」と事前アナウンスしていましたが、バス停はレストラン棟やうさぎ小屋を過ぎた場所にあり、会えずでした、ごめんなさいm(__)m
最後のトイレ休憩をはさんで源氏山の登山口まで約3kmの舗装路歩きです!
カーブが多く見通しが悪いものの頻繁に車が行き交う道。道幅はありますが気を付けて歩きます。途中、さっき乗せてもらったあいあいバスが戻ってきて、運転手さんに手を振る場面も(≧▽≦)
10時を過ぎると気温もどんどん上がります。山歩きではないけどこまめな水分補給、立ち休憩をはさみながら進みます。変化が少ない道は、長ーく感じます(^^;
いくつかの分岐を、皆で丁寧に地図を確認しながら進み、
11時15分、「グリーンジャケットゴルフ練習場」の入り口手前の源氏山登山口着!
舗装路歩きでかなり気力体力を削られた皆さまに、
「ここまでの舗装路歩きからは、びっくりするほどあっという間に着きますよ♪」と声をかけ、いざ。
10分もかからず登頂。
岩国市街地の眺望を楽しみつつも、遮るものがなく陽射しに照り付けられ、早々に次なる平家山を目指します。
いったん下って舗装路を横断。
まるで「講座か?!」と思わせる皆さまの熱心な地図確認!!
それもそのはず、ご参加の皆さまの多くは、山歩き入門講座シリーズを修了された方、まるくる大野での安全登山推進講座の受講からこの体験会に参加された方、山の会に所属されている方などなど。皆さま存分に「初めて歩く道」の地図読みを堪能されていました(≧▽≦)
地図で確信を持っていないと「ここ?」と思ってしまいそうな道も、しっかりとした足取りで進んでいきます。
倒木出現。少し高さがあり、またぐしかないか、と、尖った枝をのこで落としていると、草刈隊にも参加されているIさんが、除けれる可能性を探って倒木に乗ってみたり、「代わりますよ」とのこ仕事を買って出てくださったHさんとおふたりが枝を落としてくださったり。やっつけた瞬間、全員から拍手が(≧▽≦)!!
このあたりから随所にチームワークが光り始めます✨
平家山へは、岩国山への縦走路から「百足岩」の標識がある分岐から南下します。分岐から山頂まで距離にして500m程度、標高差もたった50m程度なのに、照り付ける陽射しのもと「なぜ?」と問いたいキツさ。。登山道に交差する送電線を「1つめ」、「2つめ」、「3つめ」と数えて登頂!
頑張って歩いてきた甲斐があったと思わせる絶景地です。
眼下に、米軍岩国基地を一望!
ここは岩国航空ショーの観覧特別席?!
木陰で涼を求めてランチタイムのあとの集合写真♪
分岐まで引き返し、西進して桜ケ峠。
ここで本日のおもてなし、Hさんが待機してくれていました!
冷たいコーラに岩国まで足を伸ばして準備してくれたシャトレーゼのアイスに女性陣の歓声が上がります。
「今ここ」カープ談義に盛り上がるカープ女子さん、はいチーズ♪
少し前に聞こえた「山なんか来るんじゃなかった、、、」との声が、この冷たいおもてなしに「山に来て良かった~!」の声に変わっています(笑)。
元気をチャージして本日最後の岩国山を目指し登り始めました。
と、ここでアクシデント。
体調不良の声が。平家山の下山中に「足が攣った」ため、休憩と補給対応し、一時は回復に向かうと思われたものの、登りの途中の休憩時に脚のけいれんが再発、加えて気分の悪さが起こります。しっかり休憩し、身体を冷やし補給し回復を図りましたが足の痙攣が収まりません。
状態と時刻とこの先の行程を鑑み、岩国山の登頂コースから、先ほどの桜ケ峠への下山に進路変更することとします。
この間も、医療に従事されている方のケアとアドバイスを始め、全員がケアに注力して回復を図るとともに、下山後のJR駅までの交通手段をあたるなど手分けをして対応に当たりました。
脚のけいれんは収まらないものの荷物を持ってくださる方、後ろでサポートについてくださる方、なんとか降りようとストックを使ってのご本人の渾身の努力、おもてなしのHさんが戻ってきて送ってくださり、無事に下山、そして、ご帰宅の途へ。
車道とは言え山中にゴールした残る10人はというと、1時間近く歩くかも?の状況下で「それくらいで着くなら!」と「歩こう歩こう」とどんどん歩き進め、土地勘を発揮する方、最寄りのバス停をサーチしバス便JR便の的確な情報を提供くださる方、ものすごい連携で15時57分岩国駅発のJRに乗車成功!
全員が安全に無事に帰宅できたことに心から安堵しました。
「体調不良」の状況に対し、どれだけ適切な対応ができたかを振り返り、今後より善処できるようより安全な対応を検討吟味する一方で、
いつどこで起こってもおかしくない不慮の事態に対し、心と力をあわせて臨むことの心強さ、大切さを、稀有な体験を通じて、大きな学びをいただいたいちにちでした。
皆さまに、心より感謝申し上げます。ありがとうございました!
※ご本人のご許可をいただき記事にさせていただいています。
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★特別企画のご案内
9/7ー最終回の大和橋~錦帯橋においてアクシデントが生じ全踏破出来なかったこと及び、当初目指した宮島~錦帯橋の全踏破者が誕生しなかったことを踏まえ下記の通りの特別企画をご案内申し上げます。
▶第5回コースの再企画:
10/19(土):亀井城跡~苦坂(西国街道)~232.7 峰(立戸山)~大河原山展望所~大和橋
▶第6回コースの再企画:
11/16(土):大和橋~蜂ヶ峰総合公園~米軍岩国基地展望所(平家山)~岩国山~錦帯橋
※山行の実施可否判断は前日19時の天気予報にて行います。
▶ご厚意(参加費):1,000円(保険料、資料代含む)
※会員以外の方は入会手続きが必要:年会費1,000円(2024.4.1〜2025.3.31)、入会費不要
※9/7(土)ご参加の方の11/16の参加費は無料です!
ご参加をお待ちしています!
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☆市民の市民による市民のためのトレイルである広島湾岸トレイルは皆さまの寄付(ご厚意)と社会奉仕活動により維持・開発運営されています。
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